睡眠とダイエットは、とても密接に関係しているのですが、冬場ってとくに“眠い季節”です。眠くても、夏場と同じ時間で活動してしまいがちですが、もしかして「眠い時には寝たほうが痩せるかも」しれません。
美容においても、「夜10時から夜中の2時はゴールデンタイム」と言われていて、なるべく眠った方が美しくなれるとも言われています。今回は、気になる「たくさん寝ると痩せる?」について、ご紹介します。
【太らない1日10時間睡眠生活】
ラーメン評論家としてお馴染みの、石神秀幸さんは、1日に4食ラーメンという生活をしていますが、太ってはいません。とくに運動もしておらず、ご本人いわく「たくさん寝てるから太らない」とのこと。(https://fuminners.jp/goldenrule/2148/)
以前、テレビ番組でも睡眠に対しての並々ならぬこだわりを語っていらっしゃったのですが、「たくさん眠れば太らない。少なくとも現状維持できる」ということについてお話されていました。
体質にもよると思いますが、通常1日に4食もラーメンを食べていれば、カロリー過剰で太ってしまいます。適度な運動も大事ですが、十分な睡眠を取ることこそ、ダイエットの第一歩かもしれません。
【睡眠が足りていない人が太る】
睡眠不足の人は太る、と言われています。その原因は、睡眠不足によって体内のバランスが崩れることや、脂肪を燃焼するホルモンが分泌されなくなる、ということ。
なんとなく、眠ってない人は起きてるうちに活動しているから、その分カロリーも消費して痩せるのでは?と思ってしまいがちですが、太るのも痩せるのも、脳の指令が左右します。脳の指令が正しくなければ、いくらダイエット活動をしても痩せることはできません。
しっかり熟睡し、適切な睡眠時間で規則正しい生活をしている人は、特別な運動をしなくても健康的な体型を維持することができます。つまり、平均より太っている人は、睡眠を見直すだけで体型が変化する可能性があるのです。
【冬はとにかく寝たほうがいい!】
冬になると、「とにかく眠い!」という人が増えます。疲れているわけでもないし、昨日はたっぷり寝たはず、という人でも眠気を感じることがあるでしょう。
もしかすると、夏場の疲れ(暑くて眠れなかったなど)がまだ残っていて、体が「休みたい信号」を出しているのかもしれません。人間は長期冬眠するわけにはいかないのですが、ほかの季節よりも長く睡眠時間を確保した方が体には良いようです。
眠い時には、それに逆らわずに寝ること。これを実行するだけで、体内のバランスを保つことができますから、ダイエット中の方も無理せず“冬場は寝る”ことを心がけましょう。
【睡眠は長さより質】
ただ、冬場が寝ていたほうがいい、とは言え、布団から出ないでゴロゴロして過ごすことが良い、とは言えません。睡眠は長さより質が重要です。「たくさん眠れた気がする」「疲れが取れた」「すっきり目が覚めた」というときの感覚が、良い睡眠をしたときの感覚。日中はなるべく活動し、暗くなったら早い時間に就寝するように、メリハリのある生活を心がけましょう。