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成功できる男に育てる!仙台あげまん女子育成計画~その4~(最終回)

さげまんと呼ばれる女でも、あげまんになれる?なれます!それは、運命が悪いわけでも、外見が悪いわけでもありません。日頃の些細な言動や行動のせいです。

ということで、付き合った男を「成功できる男」に育てることができる“あげまん女子”を育成するのがこの企画。では、どのようにすれば“あげまん女子”になれるのか、ご紹介したいと思います。今回が最終回です。

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【1、口を挟まない・見守り女子】

あげまんは、あれやこれや男に指図する女のことではありません。どちらかと言うと、自由に野放しにしていることが多いです。なぜでしょう。

それは「自分でできるようにならなければ意味がない」からです。たとえば、小さなこどもに包丁の使い方を教えます。でも、包丁って危ないですよね。

けれど、いつか大人になったときに包丁を使えないといけませんから、心を鬼にして教えます。「こうやってやるんだよ」と見せたあとに、自分ひとりでやらせてみます。

へたくそですから手も切るかもしれません、うまく切れなくて泣くかもしれません。それでも、「あーそれダメ!」とか「あぶない!」と手や口を出してはいけないのです。なぜなら、こどもは、失敗して学ぶから。

怪我をすれば、そこではじめて「包丁はあぶない」と学びます。その学びを次に生かします。これと同じく、育てたい男に関しては、あまり口を出さないことが鉄則です。口も挟まず手も出さず、かと言って目をそらすでもなく、見守ってあげる。簡単なようで難しいものです。

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【2、主役はあくまで男にする】

男を持ち上げる…ということは、そのストーリーの主役は男でなければなりません。ということで、成功させたい男の前では、「私が私が!」という“我を出さない”ことが重要です。

みんな、自分の人生の主役は自分です。そうであってしかるべきです。女性ももちろんそうです。ただ、成功させたい男には、成功できるビジョンが必要です。

そのビジョンを自分で構築できる人は、ほっといても成功します。これは、相手の女性云々関係なく、勝手に成功する男の話です。現実には、そんな男はひと握りしかいないでしょう。

カウンセリングをするときに、患者さんの話をきいてあげるのがカウンセラーですが、カウンセラー7が突然自分の話をはじめたら、カウンセリングにはなりません。

ここでは、男に成功できるビジョンを見せるために、女性がカウンセラーの立場に立って応援してあげることが大切。

ただし、その分吐き出せる場所(友人や家族)には、本音をぶちまけて、自分の心のバランスもとれることが大事です。

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〇あげまん女子とは…

今までひどい男としか付き合ったことがないさげまん女子は、きっと悪いループに囚われています。そのときは、今までのルールを超えて、新しい出会いを経験すべきです。

自分から好きになった人がダメなら、人に紹介してもらうとか。タイプじゃない人とつきあってみるとか。また、なぜか彼氏ができると、その男が仕事を辞めてしまう…という場合も、「今までと同じこと」をしていると、繰り返すだけです。

あげまん女子は、子育てと似ています。犬のしつけと似ています。または、学校の先生と生徒、患者と医師、上司と部下。褒めたり叱ったりしながら「伸ばしていく」ことが大事。

自分の一挙手一投足が彼に観察されている、と思えば、下手なことはできませんし、それが彼の性格に影響を与える可能性があります。

あげまん女子になることは可能です。でも、男を見る前に、自分自身を観察することがもっと大事。“人を指導できるほどの人間力があるか”そこをまず知ることでしょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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