自分の月星座はわかった!では、今気になる彼との相性を知りたいんだけど…?ということで、今回は、月星座でわかる相性についてご紹介します。
とは言え、西洋占星術はそんなに単純なものではなく、血液型占いのような「AとOは相性がいい」みたいなことではありません。
また、相性は「良い・悪い」ではなく、お互いをよく知った上で、うまく活用していくのが本来の相性の見方だと思うので、もし「良くない相性」と診断されたとしても落ち込まないようにしてください。
実際、ハードアスペクト(凶角)でも、それをバネにして大成功を収める人もいますし、障害がなにもないから結婚できる運命の相手、というわけでもありません。やはり、恋愛はお互いの努力が必要、ということです。
1、お互いの月星座で占う
では、まず自分の月星座と相手の月星座がわかっているのなら、月星座同士の相性をみてみましょう。こちらのサイト(http://www.uranau.sakura.ne.jp/moon.htm)で相性を見ることができます。ここでは、0°、30°、60°…と角度が記されていますが、星座同士の角度を意味しています。
0° …コンジャンクション
30° …セミセクスタイル(ソフトアスペクト)
60° …セクスタイル(ソフトアスペクト)
90° …スクエア(ハードアスペクト)
120° …トライン(ソフトアスペクト)
150° …インコンジャクト(ハードアスペクト)
180° …オポジション
よく「ハードアスペクトは良くない、ソフトは良い」という言われ方をされますが、そうではないと思います。確かに、一見するとソフトアスペクトの方が仲良くなりやすい相性ではあります。性格が一致しやすいからです。
相手の考えていることがすんなり理解できたり、共感できる、という意味ではソフトアスペクトは良い相性です。ただ、ハードアスペクトは、お互いに持っていないものを持っているので支え合うことができたり、刺激し合うことができます。
また、ここでの相性がすべてではありませんので、ほかの星との関係も見てみる必要があります。あくまで「月星座だけの相性」です。
2、星を知って自分を知る
私自身も、好きな人との相性占いをして一喜一憂することがありましたが、正直言って“最強の組み合わせ”という人とはなかなか出会えません。
もしいたとしても、出会って仲良くなって恋愛して…とまではいかないのが世の定め。それこそ、たまたま出会った人と、少しでも接点があれば、儲け物です。
また、「これから結婚するんですけど、どういう相性ですか?」なんて、すでに結婚が確定したカップルの星を見てみると、そんなに特別良い相性ではない…みたいなことも多いですし、長年夫婦を続けてきた人たちの星も特別良い相性、というわけでもありません。
ただ言えるのは、星の関係性はやっぱり反映されていますから、ふたりでしか作れない関係を自分たちでしっかり構築していく、ということが結果的に“良い相性”になるのかな、と思います。
「星占いなんてどうせ当たらないよ!」と思うのは勝手ですが、興味がわいた人は、単純な星占いをするのではなく、西洋占星術から見た客観的な自分という存在を知って、そこから「自分はどうやって生きていけばいいのか」みたいなことを知るのもおもしろいと思います。
複雑な分、正解というのはありませんが、車の構造を知れば運転が楽しくなるように、自分という人間を乗りこなすことが可能になるかもしれません。