前回まで、各星座ごとの「それぞれの感情」と「恋愛の仕方」について見てきました。もちろん、月や太陽以外にも、ほかの星が影響していますので、ストレートに反映しない場合もあります。
しかし、女性には女性ならではの月経周期があるのですが、それは月の動きにとても影響を受けています。たとえば、出産が満月と新月のときに増えるのも、月の影響です。
月の動きはほかの星よりも忙しなく、刻一刻と大きく位置を変えていますし、満ち欠けもあることから、まるで女性の気持ちが変化していくのと似ています。「どうしようもない気持ち」「理由もない感情の動き」は、もしかしたら月星座に影響を受けているのかもしれません。
1、月星座を知るということ
自分の月星座の感情を見て、「あーわかる!」という部分も「それは違うかな」という部分もあったかもしれませんが、何より「こんなのは嫌だ、ほかの星座のほうがいい」と思った人は多いかもしれません。
それは、鏡で自分の顔を見て「もっと目が大きかったら…!」と思うのに、よく似ています。ただ、自分の目の形を把握すれば、上手にメイクすることができるようになります。
自分の目の形を知らないまま、鏡も見ずにメイクをしていたら、きっと出来上がりはめちゃくちゃなことになっているでしょう。
“自分の感情を知る”ということにおいて、鏡を用意して「ほら、これがあなただよ」と見せることはできませんが、月星座でわかることというのは、自分を知るためのヒントになります。
変化するものを掴むことは不可能に近いのですが、変化に法則性を見出すことによって、次の変化を予測でき、自分の感情をうまくコントロールすることができるかもしれません。
2、なぜ女性は月星座を見る?
男性も少なからず月星座の影響を受けているのですが、とくに女性の方が強く影響を受けると言われています。
というのも、女性的な面として「なんだかよくわからないけど、甘いものが食べたい!」とか、「このブランドのバッグどうしてもほしい!」とか、「意味もなく泣きたい気分!」みたいな、制御不能な感情が湧いてくる感覚があると思います。
これはおそらく“女性ホルモン”が関係しているのですが、女性ホルモンの分泌をコントロールしている部分=女性器周辺…です。私たちは、毎月のように、妊娠出産しているわけではないのですが、やはり出産と同じように、月の引力に大きな影響を受けている…と考えられます。
また、そのときに月が属している星座や満ち欠け具合によって、引っ張らっれる力や、角度、色、形、などが変わってくるとすれば、知らないうちに月の引力によって体調や感情の動きを操られている?なんて気もします。
「そんなものに振り回されたくない!」と思うのが自然だと思いますが、空気や重力がなければ私たちは生きていけません。だからこそ、月の力をうまく利用して生きていくのが、賢い方法です。
(次回は、月星座と相性です)