なんだか最近、まともに恋愛してないな…人を好きになる気持ちってどんなだっけ…？と迷子になっている女子の皆さん。寒くなってくると、余計にそれらが染みて痛みすら感じます。リア充を見ても、鼻で笑っていませんか？

ということで前回に引き続き、独断と偏見でセレクトしたおすすめの恋愛映画【洋画】をおすすめしたいと思います。今回は「純粋な愛」についての映画です。

【ヴィレッジ】（２００４年米）

M・ナイト・シャマラン監督の作品で、一般的にはミステリーに分類される映画ですが、あえてここは恋愛視点で持ってきました。というのも、“純粋な愛”というのは、ときには残酷だからです。

小さな村に住む住民たち。彼らには掟があった。「けして森には入ってはいけない」しかし、主人公アイヴィーは、盲目の少女。勇敢で積極的な彼女は、目が見えないコンプレックスも厭わず、幼馴染の青年に愛を告白する。

そしてあるとき、村に事件が。森に潜む“魔物”を退治にでかけるアイヴィー。愛は強くて純粋で、強烈で残酷で…儚い。物語のラストに語られる“真実”とは。

主人公アイヴィーは、村に住む女の子ですが、少人数の村の中で生活している、ということから、外の世界を知りません。目が見えないことも、それに拍車をかけます。ゆえに“何も知らない”から強い。

そんなアイヴィーの、好きな人ルシアスへの愛は、とても真っ直ぐ。純粋に人を好きになる、ということがどういうことか、深く考えさせられる映画です。

YouTubeの予告編はこちら→　（https://www.youtube.com/watch?v=728go2ct8fY）

〇こんな人におすすめ！

この映画は「もう…愛とか恋って一体なんなの？」と思ってしまった人におすすめ。途切れることなく彼氏がいた？好きじゃない人ばかりから告白される？ずっと彼氏がいない？最近離婚した？

そんなちょっとスレちゃったお姉さんたちが、まずは根本的に「愛ってなんなのか」というストレートな部分を思い出すための一歩になるでしょう。

子供の頃、無邪気に笑って過ごしてたけど、同時に虫を捕まえて殺して遊ぶ、みたいなこともしちゃってましたが、そういう狂気と愛って、どこか近いところにあるような気がします。

ミステリー映画、ということで怖いイメージもあるかもしれませんが、恋愛映画としてみると、アイヴィーの勇敢さに心打たれる場面が多いのではないかと思います。

つづく