夫がムカつく!彼氏がムカつく!どうしてわかってくれないの?空気が読めないわけではないのに、いつも的外れなプレゼントをしてくる彼。
「飲み会あるなら電話で知らせて」と言っているのに、連絡もなしに飲んで帰ってくる夫。こっちの気も知らないで、どうしていつも同じ失敗を繰り返すの?
ということで、身近な彼や夫に対しての「ダメな部分」を指摘して、そこからケンカになることもしばしば…という人は多いのではないでしょうか。そのような「ダメな部分」を直してもらう方法についてご紹介します。
〇どうしてわかってくれないの?
普通、ちょっと相手の立場に立って考えてみればわかること。でも、どうやら私の彼や夫は、そのへんが鈍いらしく、良かれと思って間違ったことをする。または、大きなことを“大したことではない”と判断する。
「こっちの身になってみてよ!」と思わず言ってしまいたくなります。では、なぜ彼らはそのような“相手の立場に立って物事を考える”という学習ができないのでしょうか。
理由はいくつか考えられますが、一度の指摘で直らない、ということは一度きりの説明では理解できていない、ということを意味します。また、その物事を“重要である”とは考えていないのかもしれません。
〇立場によって物事の見方が変わる?
りんごを置いて、太陽が西にあるとすると、きっと“東から見たりんご”と“南から見たりんご”では、表情が違うでしょう。しかし、なかなか簡単にお互いの立場を入れ替えてみることはできません。そのため、「あそこに立つとこう見えるのいではないか?」と想像するしかありません。
とは言え、人は“自分の視点”しか持っていないため、タイムラインはひとつです。「あの人は大変そうだなあ」と思ってはいても、実際にそれがどのくらい大変なのかは、真の意味では理解できないものです。
さらに男性の場合、女性と違って「共感すること」にあまりアンテナを張りません。女性は、女性同士で「わかる!それわかる!」と盛り上がりますが、男性は女性ほどには“仲間と共感すること”に重要性を見出しません。
“現時点の自分から見えていること”を重視している男性に、「別の視点を持て」と命令するのは酷なことです。見えている景色が違うのですから、この場合“理解できない人だ”と割り切ることが重要です。
〇人が変わらないならルールを変える
連絡も入れずに飲みに行く夫を責めたり、欲しくないプレゼントをくれる彼を叱責しても、お互いに何か利益になるのでしょうか?これはいくら「理解させよう」としても無駄なことです。
この件に関しては、相手に「ダメな部分を直してもらう」のではなく、こちらがルールを変更する、という方が得策です。
たとえば、連絡なしに飲み会に行ってしまう夫には、「夜11時をすぎて帰ってこなかったら、玄関のドアは施錠してしまうし、残ったご飯は冷蔵庫にしまっておく」というルールにするとか。
リサーチせずにプレゼントしてくる彼には、ムードもへったくれもありませんが、ほしいものをリクエストして買ってもらうことにする、とか。
彼にしてみれば、女性側のルールを「押し付けられている」と感じている部分も多少あると思います。お互いに歩み寄って、ちょうどいいラインを探す、ということも大事です。
つづく