前回、「アセンダントからわかること」についてご紹介しました。今回から、各星座ごとの“他人から見た印象”についてご紹介していきたいと思います。

人からどう思われているのか。どんな印象に受け取ってもらえているか。気になることも多いと思います。また、他人から見られた印象と、自分で思っている自分の印象にギャップがある、という人もいるのではないでしょうか。

ここでは、西洋占星術のアセンダントから見る、“他人から見た印象”を知って、自分への理解を深める、をテーマに解説していきたいと思います。自分のアセンダントを調べる（正しい出生時刻が必須）→　http://www.horoscope-tarot.net/i/ascmc/a_15.html

【アセンダントおひつじ座のあなた】

アセンダントがおひつじ座のあなたは、他人から「元気な人、でもまだまだ青二才」と思われているかもしれません。

男性宮・活動宮に属するおひつじ座は、ポジティブで常に前進あるのみ！パワフルにどんどん突き進み、恐れを知らない活発さを持っています。しかし、繊細さに欠けるため、「配慮が足りない」という場面もちらほら。

年齢を重ねても、どこか周囲から「幼いなあ」と思われている面があるかもしれません。そのため、後輩や部下から逆に面倒を見てもらったり、子供キャラ、みたいな立ち位置になることもあるでしょう。

前進するチャレンジ精神はあるのですが、経験不足により挫折することもあるため、個人での活動より、周囲の人に支えてもらう選択を優先した方がいいかもしれません。

〇太陽星座とのギャップ

太陽星座とアセンダントが同一であれば、さほどギャップは感じないと思いますが、ほかの星座だと大きくギャップが生じることになります。

たとえば、太陽星座がさそり座、アセンダントがおひつじ座の場合、他人からみた印象は「元気な人、青二才」って感じですが、中身は「情熱的、黒い炎うずまく、感情的」って感じです。つまり、まるで「二面性がある人、裏表がある人」のように思われることもあるでしょう。

また、「自分は成熟した大人っぽい感じの人間だ」と思っているのに、周囲からは「こいつ、大人ぶってるけど全然まだまだだな、青臭いな」と思われることもあるかもしれません。

このように、「自分で思っている自分像＝太陽星座」と「他人から見られる印象＝アセンダント」に違いがあると、様々なギャップを生むことになります。

それによって苦しい面や、逆に得する部分もあると思いますが、少なくとも「人からはこう思われているんだな」ということが理解できれば、生活する上で利用していけると思います。

おひつじ座の人は、きっと他人に「しょうがないなあ」とか「手伝ってやるか」という気持ちを起こさせることができるんだと思います。それはフレッシュな一生懸命さが見えるからです。立ち止まって悩むよりも、前進し続ける方が、人々の心に良い印象を与えるでしょう。

つづく

（次回はアセンダントおうし座です）