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【秋の花粉症】30代以降の女性に多い秋アレルギー…特徴は?

春だけじゃない、秋も花粉症があるんです。意外と「風邪」と勘違いされがちな“秋の花粉症”。この秋の花粉症は、30代以降の女性に多いそうです。

「微熱っぽい」「鼻水、鼻づまり、くしゃみが酷い」「目が痒い」「肌の調子が悪い」これらは、秋の花粉症かもしれません。今回は、秋の花粉症の特徴や、対処法についてご紹介します。

【秋の花粉症って?】

春の花粉症は有名で、患者数も年々増加していますが、秋にも花粉は飛んでいます。主に、秋はキク科の植物で、ブタクサやヨモギなどの花粉が飛んでいます。ブタクサやヨモギと言えば、空き地や河原などでどこでも生えている雑草です。

春の花粉症と同様、吸い込むことでアレルギー症状が現れます。春の花粉症にかかっている人も発症している可能性がありますし、春の花粉症にはかかっていない人も発症する可能性があります。「春は花粉症ではない」という人も油断できません。

【もちろん薬もある】

春の花粉症と同じく、抗アレルギー剤を服用し症状を緩和することが可能です。市販されている薬でもいいと思いますが、できれば病院で症状にあった薬を処方してもらったほうがいいでしょう。人によっても症状の出方は様々です。

主に、花粉症によるアレルギーは耳鼻科・耳鼻咽喉科に相談することが多いですが、近くにない場合は内科でも構いません。

【風邪?花粉症?迷ったらここを見る】

しかし、この時期は風邪をひく人も少なくないので、風邪か花粉症か見分けがつかない場合があります。もちろん、病院へ行って検査してもらうのが一番いいと思いますが、簡易的に調べる方法があります。

それが「鼻水の質」です。通常、風邪の場合はウイルスや菌と戦うため、粘っこい鼻水が出るのですが、花粉症の場合は「異物(花粉)を流し出す」ために、さらさらの鼻水が出るのです。

また、軽い風邪のような症状が長引いているとか、微熱が続いている、という状況もただの風邪ではない可能性が高いので、「おかしいな」と思ったら受診しましょう。

【春の花粉症対策と同じ内容で】

秋の花粉症も、基本的に春の花粉症対策と同じく、マスクやメガネなどで花粉を吸い込まないことが予防になります。ただ、マスクならなんでもいい、というわけではないので、花粉にも対応したマスクを選ぶようにしましょう。

花粉症には、ガーゼのマスクは意味がないそうなので、使い捨てのこのようなマスクを活用しましょう。また、秋の花粉症は肌荒れも引き起こす原因となるため、入念に保湿することもおすすめします。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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