秋になって情緒不安定、もしくは体調不良を実感している女性も多いことと思います。季節の変わり目、しかもこれから寒くなる、ということもあって、体にとっては急激な変化です。
この変化が良いことか悪いことかは、それぞれの捉え方にもよりますが、日が短くなり、寒さが増してくることにより、徐々に気分が落ち込んでしまう…という人が増えるでしょう。
では、そのようなココロと体の変化に、どのような対応をしていくのか…で、結果は異なります。今回は、普段私たちが「当たり前にしていることをやめること」で得られる効果についてのご紹介です。
【ココロと体を安定させる方法:その7…カフェインを断つ】
朝起きたらコーヒー。仕事中は紅茶。緑茶でホッとして、残業時は栄養ドリンク…。日頃から私たちはカフェイン入りの飲料を口にする機会が多いのですが、カフェインによる体への影響を考えたことはありますか?
カフェインには覚醒作用がありますから、眠くなってしまったときに飲むことで、一時的に頭がスッキリするような感覚があるかもしれません。そのため、仕事や勉強で活用する人は多いです。
コーヒーや紅茶も、習慣になってしまって、とくにカフェインのことなど考える余地もなく、気がつけば飲んでいた…という感じではないでしょうか。
しかし、カフェインには覚醒作用のほかに、“冷えを誘発する”作用もあります。血管を収縮させるので、血流が滞ってしまうのです。
〇カフェインをやめると良いことがある
妊娠中の女性などは、カフェインが良くないということで控えることがありますが、もし私たちが健康のためにカフェインを控えた場合、どのような効果が得られるのでしょうか。
まず、カフェインによる冷えを改善できます。やめただけで冷え性が治る、ということはありませんが、体験者によると「以前より改善した気がする」「貧血症状が出なくなった」「頻尿が治った」という報告があります。
また、カフェインによる覚醒作用によって、夜の寝付きが悪くなっていた人は、カフェイン断ちをすることによって、睡眠の質が向上するデータもあるそう。
女性にとって冷えは大敵なので、今まで飲んでいたコーヒーをノンカフェインに変えてみるとか、ノンカフェインのハーブティーだけを飲むことにする、など。方法はいろいろありそうです。
また、こちらの記事(http://www.lifehacker.jp/2015/09/150918_quitting_caffeine.html)では、カフェインをやめたことによって仕事の効率が上がったことの体験談が綴られています。
灯台下暗し、とはよく言いますが、この体調不良を改善する、最善の方法は、何か新しいサプリメントを摂取することではなく、今までの習慣を見直すことにあるのではないでしょうか。
つづく