体は元気!だけど、気分が塞ぎがち…折角、外は秋晴れの行楽日和なのにもったいない。なんて、秋にうつのような症状を感じる人も少なくありません。
季節の変わり目に、ココロと体のバランスが崩れる女性は、きっと普段から頑張り屋さんなんだと思います。こんなときこそ、しっかり休む良いチャンスではないでしょうか。
情緒不安定を感じる女性が、ココロと体の安定を得るためにできること…今回は、“有意義な休み方”についてご紹介します。
【ココロと体を安定させる方法:その6…達成感のある休日】
疲れている休日、昼頃だるっと起きて、テレビをつけたまま、だらっとしていたら夕方になって、そのまま終わってしまった…なんて経験ないでしょうか。
とくに一人暮らしの女性だと、家での時間が自由な分、好きなことをしようと思っていても、ぼーっとしていたら時間だけが過ぎていた、ということも少なくありません。自由って、制限がない分、無駄にしてしまいがちです。
もちろん、疲れたら休まなければいけませんが、「ぼーっとすること=休んでいる」か、と言えばそんなことはありません。何も考えていなくても、心が無意識に焦りを感じていれば、実質「しっかり休んだ」ことにはならないからです。
〇休日こそミッションははっきりさせろ
体の疲れをとる、という意味では、夜しっかり眠ることにウエイトをおかなければなりません。そのため、疲れているときこそ飲酒を控えて、早々に布団に入ることをおすすめします。
もし寝付けなかったとしても、また、よく眠れなかったとしても、そのまま昼まで寝てしまうと余計に体は疲れを感じますし「一日無駄にした」と思うことで焦燥感に駆られます。
休みの日こそ、しっかり明確なミッションを持ち、一日が終わったときに達成感で満たせるようにします。できるだけ簡単かつ有意義なミッションを設定しましょう。
あまりミッションを複雑にすると、達成できないばかりか、余計なストレスになりますし、それらが仕事に影響しては元も子もありません。
「買い物に行く」「映画を見に行く」「スポーツをする」など、ひとつに絞って行動することで、その日一日の達成感を得ることができます。
〇何をしたらいいのかわからない休日
たまに「明日は何もすることがない」とか「とりあえず外出する」など、当日になっても行動に迷っている人がいます。「暇だ」と言いながら目的もなく彷徨う人です。
逆に、休日が待ち遠しくて、やることが決まっている、遊ぶことに忙しい、という人がいますが、このような休日忙しい人は、仕事をしていても元気です。
「有意義な休み、しっかり疲れをとる、行動的」というのは、ひとつのスイッチなのかもしれません。どこか「まあ、いいや。ぼんやりしちゃえ」と思ったとたん、やる気スイッチもOFFになってしまうような気がします。
暑さが緩んで一段落、気持ちに油断が生じる季節ではありますが、寒くなる前にもっと休日遊ぶぞ!と緊張感を持って行動することで、同時に「しっかり休み、しっかり遊ぶ」ことが可能になるのかもしれません。
つづく