うっかり夏太りしてしまった人も、夏痩せ失敗してしまった人も、目指すは「太らない体」ですよね。もしかしたら、「太らない体質の人」を見習えば、実現できるかもしれません。
ということで今回は、これからダイエットしたい人のために「太らない生活」のメソッドをご紹介します。ちょっとした工夫で大きく変わるかもしれません。
〇しっかり眠って成長ホルモンを促す
たくさん食べているのに痩せている人が、以前こんなことを言っていました。「夜10時になると眠くなってしまって我慢できない」。その人は、ヤセの大食い、みたいな人なのですが、特別運動をしているわけではありません。
体質、と言ってしまえばそれまでですが、どうやら人より睡眠をしっかり取っている(というか眠くて我慢できないそうだ)というのです。睡眠不足で太る人の多くは「きちんと熟睡できていない」人が多く、知らぬ間に痩せにくい体になるということで怖いですよね。
睡眠時間が長いとか短い、というのも重要ではありますが、より重要なのは「しっかり深い睡眠で成長ホルモンを促しているか」という点です。睡眠の質を向上させるだけで痩せるかもしれません。
〇おかずの種類が多い!
以前、痩せている人のお宅にお邪魔したことがあるのですが(家族全員痩せている)、そこでご馳走になった食事が印象的でした。というのも、全体の食事量としては多いのですが、おかずの種類が多く、ひとつのおかずの量は少ない。
満腹になるのでカロリーは結構あるのかな、と思いきや、ひとつひとつを見ると、野菜やこんにゃくなどがメインで、健康的な感じがしました。目で見てお腹いっぱいになった、という感じ。
そこの奥様は、「残ったものは明日のお弁当にそのまま入れるから無駄にならない」と言っていましたし、一手間かけるだけで痩せる食事って作れるんだなあ、と思いました。
〇床の拭き掃除は人力で!
私が産後、がっつり太ってしまった体型をぎゅっと絞ることに成功したことがあるのですが、当時やっていたのは「家中を雑巾がけする」というものでした。
普段掃除しないところまでゴシゴシとふきまくって、床はすべて雑巾がけ。これが、どんな筋トレよりも一番効果的で、みるみる体重が落ちました。
よく、「安産したければ出産前に家中を拭き掃除するといい」と言われているみたいで(健康な場合ですが)、屈んだ状態で腕を使いますし、骨盤が動くのでいいのかもしれません。
ただの筋トレは、やっても床はきれいになりませんから、筋トレもできて家もきれいになる、ということで一石二鳥です。
〇おわりに
上記の、「よく寝る」「食材の種類を多く食べる」「掃除で筋力アップ」というのは、わざわざ外に走りに行ったり、ジムに通ったり、と言った手間はかかりません。普段の生活に取り込みやすいダイエット法です。
最初は違和感があるかもしれませんが、これに慣れてしまえば、自然と痩せやすい生活を送っていることになります。無理なく太らない体質を手に入れることができるでしょう。