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秋は情緒不安定…働く女性がココロと体を安定させる8つの方法(1)

暑さをひと段落し、ほっと一息も束の間…涼しくなると、ちょっと情緒不安定になる…という女性が多いのも事実。

情緒不安定になると、食欲が増して歯止めがきかなくなり、暴飲暴食してしまったり。ちゃんと寝てるはずなのに疲れがとれていなかったり。急にわけもなく悲しくなって、落ち込んでしまったり。

それって、もしかしたら気候の変化による“自律神経のバランスが崩れた”ことが原因かも。仙台という土地柄、金木犀の香りが漂う頃になると、朝晩の冷え込みが激しくなります。

この「寒暖の差」が、知らぬ間にココロと体に影響を及ぼしています。さらに、夏のあいだに溜まった疲れが現れてくる季節でもあるので、油断できません。

ということで今回は、働く女性がココロと体を安定させるために、自分でできることをご紹介したいと思います。

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【ココロと体を安定させる方法:その1…食事の内容を変えてみる】

秋に気をつけたい体の不調…それは、呼吸器系です。秋は空気が乾燥することから、肌の乾燥もさることながら、体のいたるところに潤いが足りなくなります。

朝起きて喉が痛い…なんて症状があらわれている人も多いのではないでしょうか。そこから風邪やインフルエンザに繋がることもありますし、体が弱っては夏のあいだの疲れも癒えません。東洋医学では「秋の養生」と言って、“体に潤いをもたらす食事”をおすすめしています。

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日々の食事に取り入れたいのは、まずは“季節の食材”です。梨やぶどうなどの果物は、ビタミン類が豊富な上に、乾燥した肺に潤いを与えてくれる果物です。とくに“梨の皮”の部分は、のどや肺を潤して咳止めの生薬として用いられています。

手軽にコンビニで買えるジュースなどは、濃縮還元だったり、砂糖を加えられているものが多いので、できれば生の果物を買ってきて、味と食感を味わいたいところです。

また、面倒な人は、ミキサーなどで豆乳と一緒にスムージーにして飲んでもいいかもしれません(これなら皮ごと摂取できますね)。さらに、症状毎におすすめの食材は以下のとおり。

〇水分不足を感じたら取り入れたい食材

百合根、ギンナン、サトイモや長イモ、松の実、クルミ、豚肉、白キクラゲ、イカ、ハマグリ

〇肌荒れ、冷え性を感じたら取り入れたい食材

ひじき、アサリ、カキやイワシなどの魚介類、鶏肉や羊肉、黒豆、枸杞の実、ニラ

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健康を自負している人でも、この時期は体のどこかに疲れを感じるものです。「のどが渇く」とか「鼻がムズムズする」というのも、体の中の乾燥が原因ですから、食べ物でじっくり改善していきたいものですね。

つづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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