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仙台で女性の起業を考える(第6回)

起業のひとつの選択肢。就職よりも、起業の方が向いているかも?あなたがもし起業家向きなら、チャレンジする価値はあるかもしれません。

仙台市で起業する、と考えたときに、やはり大きなネックは「お金」の問題ですよね。「何を始めるのか」によっても用意するものは変わってきます。

では、もし仙台市から支援してもらえるとしたら?初期費用を抑えることが可能です。起業における「お金」という大きな壁を乗り越えることができるかもしれません。

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特定創業支援事業を受けた創業者への支援

こちらの仙台市のサイト(http://www.city.sendai.jp/business/d/1217366_1434.html)をご覧下さい。簡単に説明すると、特別創業支援事業というのを受けると、支援してもらえる、という内容です。

会社登録にかかる登録料の一部が免除されたり、一定期間無担保でお金を貸してくれる、という感じです。ただ、誰でも支援を受けられるということではないので注意。

「仙台市の認定連携創業支援事業者が実施する事業で特定創業支援事業の証明書の交付条件を満たした方は、証明書の交付申請ができます。 」

とあるので、交付条件を満たした人しか、この支援は受けられません。交付条件に関しては、各支援事業者にご確認ください。

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【仙台市は起業を応援してくれている?】

上記からもわかるように、支援制度がある、ということは仙台市としても「若い人にどんどん起業してもらいたいな」というのが本音。

もちろん、すべての人が仕事を持って活躍し、健全な生活を送ってくれる、ということが地域の活性かに繋がりますから、自治体としては理想の形です。

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雇用を生み出す(みんな仕事に就く)、ということは新規企業にも成長してもらいたい!これは、「あなたも起業して、大成功してちょうだい!」と応援している、ということです。

「会社のために休日出勤してほしいし、残業代もなくこきつかいたいし、お前がいなくなっても代わりはいっぱいいる」というブラック企業よりも、はるかにホワイトかもしれません。

女性を守ってくれて、男性なみに能力を認めてくれる企業もたくさんありますが、そうでない企業もいっぱいあります。なければ作ればいい!あなたの勇気がみんなのためになるかもしれません。

(7)へつづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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