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仙台で女性の起業を考える(第5回)

就職して、どこかの企業に属し、安定した給料をもらって生活する…確かに、リスクを最低限に抑えて生活していく、という意味では、社畜もひとつの選択肢です。

しかし、「やりたい仕事」があって、「やれる可能性」があるのなら、多少のリスクを覚悟してもチャレンジする価値はあるのではないでしょうか。

野球選手がホームランを打てるのは、努力したから、というだけでなく、自分の力を発揮できる場所で努力したからではないでしょうか。

野球選手の素質を持った人が、一生懸命サッカーをやっても、認められないかもしれません。選択肢のひちつに、“起業”を追加してみませんか?

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【起業したい!でも、何をしたらいい?】

起業したいとは思ったものの、何から手をつけていいのかわからない。起業そのものは、知識がなくても、お金がなくてもできます。

ただ、そこから運営していくことを考えると、借金が必要かもしれませんし、それ以上に知識(または経験)が必要かもしれません。

カフェを経営したい、とは思っても、そのノウハウがわからなければ、実際にカフェでアルバイトしながら勉強する人もいます。これも、起業の第一歩です。

「起業したい」と思ったのなら、まずは方向を決めて、その道に関する知識を集め、勉強し、必要なものを揃えることから始めなければいけません。

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【起業したい人が相談できるところ】

とは言え、ひとりぼっちでなんの知識もなくスタートするのは危険ですし、不安もあるでしょう。そういう方には味方になってくれる場所があります。

仙台市の起業支援情報ポータルサイト“アシスタ”(http://www.siip.city.sendai.jp/assista/)。こちらでは、定期的に起業・経営相談や、セミナーが開催されています。

「何から始めたらいい?」という初歩的な質問から、「どうしたらうまくいくか」などの疑問を一緒に考えてくれて、ヒントを得られるでしょう。

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また、実際に起業している人のお話や、成功者の話を聞くこともできて、成功する事業のイメージも掴みやすいかもしれません。

“やってみたいこと”が決まっている人は、どんどん相談して、セミナーに参加して、自分なりのとっかかりを見つけてよじ登っていきましょう。

(6)へつづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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