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仙台で女性の起業を考える(第2回)

雇われて与えられた仕事をする…それだけが仕事でしょうか?大学を出て、どこかへ就職しなければならない!と焦った記憶がありますが、社会人になって過去を振り返ると、気がついたことがあります。

「生きて行くために仕事をするのか。仕事するために生きているのか」ここを履き違えている限り、きっとどんなに仕事を一生懸命やって結果を残しても、満足できないかもしれません。

もし、今の自分の生き方・働き方に疑問を感じたのなら、“仙台で起業する”ということも、選択肢のひとつとして考えてみませんか?

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【なぜ起業するのか?】

起業、と考えたとき、「何か売りたいものがある」から起業する場合もあります。または、「提供できるサービスがある」とか。また、個人的なコネクションがあって、「利益を出す自信がある」とか、「潰れない程度に続ける方法を見つけた」などなど。

しかし、こんな人は起業には向かないかもしれません。たとえば「人間関係に疲れた」とか。「もっと楽に稼げる仕事がしたい」。「雇用されるより、雇用する側の方が気楽」。

実際、起業して成功している人は、最初のうち、時給に換算するとわずかな利益しか出せません(ゼロも、マイナスもある)。また、努力する方向を見誤れば、どんなに頑張ってもお金になりません。

「楽して稼ぐ」というのは、残念ながら難しく、もし働きたくないのなら宝くじでも当てた方がいいのではないでしょうか。

「起業する」とは、アルバイトよりもさらにきつい日々を送る可能性があります。また、自己管理が試されるので、焦って頑張ってもダメ、気を抜いて油断してもダメ、ということで精神的負担も大きいです。

もし、楽にリスクもなく稼ぎたいのであれば、黙ってどこかの企業に属していたほうが自身のためでしょう。起業家はあくまで“目標がある”人だけが手を出していい博打です。

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【起業を具体的に考え始めた人へ】

もし「起業という選択肢もアリかも」と思うのであれば、こちらのサイト(http://www.watashi-kigyou.com/)もご参考ください。

起業とは、個人起業と法人起業があります。「フリーランスでやっていきたい」という場合は、個人起業に当てはまります。

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たとえば「自宅でアロマ教室を開きたい」というのも、起業です。起業すること、に関して言えば、それほどハードルの高いものではありません。昔からやってみたいと思っていたことがある、という人にはチャンスかもしれません。

(3)へつづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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