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【夏の疲れをほぐす】夏の睡眠負債を挽回する“秋の睡眠講座”

夏、しっかり眠れなかった、という人も多いかもしれません。または、普段から寝付きが悪い人、途中で目が覚めてしまう人もいると思います。今回は、そんな“睡眠負債”を抱えた人におすすめの「秋の睡眠講座」です。

涼しくなって眠りやすくなったと思いきや、「なんとなく眠れた気がしない…」「疲れが取れない」という人は是非ご覧下さい。

【9月3日は睡眠の日!】

なんでも、世界睡眠医療学会(そんな学会があるのか)が、3/18と、9/3を「世界睡眠の日」と定めているらしく、この前後1週間は「睡眠習慣」のため、睡眠に関するイベントも行われるそうです。

ということで、積極的に睡眠していきたいのですが、「眠いのに眠れない」というのが課題です。そこで、今回は「肉体的な睡眠」と「精神的な睡眠」でわけてみましょう。

【肉体的な睡眠】

秋は、夏の疲れが蓄積した状態から始まります。涼しくなってリラックスしやすい季節ではありますが、ちょっと「寒い」と感じるときもあるかもしれません。

寒いと感じたとき、人は緊張状態になります。つまり「秋だね」と言ってリラックスしているつもりでも、風が吹いて寒さを感じると、筋肉に硬直が起きてリラックスできていない、ということになります。

そこで秋の睡眠で重要なのは、温度管理です。毎日気温が変化するので対応がめんどうかもしれませんが、着る服や寝具などで「冷やさない」ように注意して睡眠しましょう。

【精神的な睡眠】

秋は情緒不安定になる人が多い季節です。健康な人でさえ「センチメンタルな気分…」になるのですから、疲れやストレスがたまっている人の精神的な変化は、もっと大きく揺れ動きます。

夜になって不安になり「どうしよう、どうしよう」となって眠れなくなる人も多いと思います。そこでおすすめなのは「不安になったときの安心材料をそばに置いておく」です。

ルーティン的なものでもいいですし、本やゲームなどを用意しておくのでもいいです。「眠れなかったらどうしよう」の、その先を用意しておくのです。

「そうだ、眠れなかったらこれを楽しもう。無理に眠らなくていいや」と考えることで、安心して目を閉じることができますよね。また、あたたかいハーブティーやアロマなどを活用して、“楽しい秋の夜長”を満喫しましょう。

【ぐっすり眠れたら褒めて】

人って、「100mダッシュしてそのまま布団に入って即熟睡」ってのができないので(当たり前だけど)、段階的に睡眠に入っていかないと深い睡眠はできません。なので、ぐっすり眠れるって実はすごいことなんです。

できれば、ぐっすり眠れた日は「今日はよくできた!」と言って自分を褒めてください。どんなサプリメントより、食事と睡眠が大事ですよ。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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