今年の夏だけで3kg太った。これはなかなか衝撃です。理由は大体思い出せますが、現実を直視したくない。おそろしい事実です。
夏は体調を崩しやすい時期なので、太る人も、逆に痩せてしまう人もいるのですが、どちらにしても体にとっては大きな負担です。
では、この不健康にも増えてしまった憎らしい体重、どうにか減らす方法はないか…ということで、今回は最終回。是非、最後までお付き合いください!
【睡眠時間を調整するだけで…!】
実はダイエットの大敵は、睡眠不足。とくに、ゴールデンタイムと言われている夜10時から夜中の2時の間に眠りについていない現代人が多いです。夏場は寝苦しくてなかなか寝付けない。
早寝早起きするだけで痩せるのかよ!って感じですが、実はこの根本的なことができていないと、なかなか痩せません。
というのも、ダイエットというと、カロリーやら運動やら食事やら、と言われていますが、体の中で一番カロリーを消費するのは脳みそですし、ホルモンの分泌のちょっとした加減で食欲が増えたり減ったり、体重の増減に大きく関わります。
つまり、いくらザコの敵キャラを倒していたって、ラスボスを倒さないとこの戦いは終わらない!そのラスボスが、この“睡眠調整ダイエット”です。
【うまくいけば、あっというまに痩せる】
これは私の実体験ですが、あるとき仕事の都合で早起きしなければならない時期があり、それに合わせて早く就寝していました。
10時前には就寝するので、テレビも見ません。睡眠時間は約7時間ほど。目覚めはすっきりしていて、体調がよかった記憶があります。
その期間、なぜか体重がどんどん落ちました。1ヶ月で2~3kg落ちました。理由がわからず、「食べ物の組み合わせがよかったのかな?」とも思いましたが、そうではありませんでした。
すっきり眠ってすっきり起きる。さらに、当時ちょうど仕事にも慣れ、精神的ストレスがなかったことも原因のひとつだったと思います。するする体重が落ちました。とても嬉しかったです。
【健康になること=ダイエット】
ダイエットときくと、辛く苦しい運動をイメージしてしまいますが、それは上級者向け。さらなる体つくりを目指す人の行動です。
ちょっと太り気味、あと少し痩せたい!という場合は、まず今の不健康を健康に変化させることが先決です。
だるい、眠い、異常な食欲、いくら飲んでものどが渇く、いくら食べても満足しない、お菓子ばかり食べてしまう、甘いものがほしい、などは、体の危険信号かもしれません。
この夏太りも、“通常通りのライン”に体を戻してあげるだけで、自然と体重は落ちるでしょう。汗かく運動や、苦痛な食事制限よりも、しっかり寝てしっかり食べる。これを徹底しましょう。