秋と言えば、そろそろ衣替えの季節ですよね。面倒ですが、重い腰を上げて頑張りましょう!さて、そんな衣替えですが、「できれば気に入った洋服は長く大事に着たいなあ」と誰もが思っています。
そこで、「衣類を長持ちさせる収納」をすれば、劣化を防ぐことができるのではないでしょうか。今回は、“衣類を長持ちさせる収納術”をご紹介します。
【収納中、衣類を劣化させるのは“虫と湿気”】
気に入ってる服に気がついたら穴が!それは虫食いのあとです。ということで、オフシーズン中に虫に食われる衣類も出てくるのですが、それを予防するためにはどうしたらいいのでしょうか。
〇衣類を入れた容器は密閉する
通常、衣類を守るために防虫剤や防湿剤を使いますが、これらの成分がどんどん逃げていくのでは意味がありません。そこで、フタ付きの密閉できる容器に保存することをおすすめします。
しっかり閉じてあれば、中にいる虫も薬で退治できますし、外から侵入する恐れもありません。また、湿気も、密閉していなければ外から湿気が侵入してきます。せっかく使う防虫剤・防湿剤ですから、その効果を発揮できるような環境を整えてあげましょう。
〇しっかり乾燥させてから収納…でも乾燥機はNG
衣類を収納するときは、しっかり乾燥させてから収納することが大事。しかし、乾燥機を使って乾かしてしまうと、衣類を痛めてしまいます。
できれば自然乾燥で、晴れた日にカラッと乾かし、そのまま収納してしまいましょう。もし日中干せない、部屋干ししかできない、という場合は、ちょっと長めに干して、乾燥したのを見計らって収納しましょう。
【長持ちさせるのは気持ちが大事?】
精神論、とか思われるとあれですが、衣類を長持ちさせるのって「気持ち」も大事です。というのも、本当に気に入ってる服ってしっかりお手入れするんです。着るときも、どこか堂々とした感じになる。
つまり、衣類を長持ちさせるためには「こんなの、ただの服だし、やぶれてもいいや」って気持ちではダメで、「10年経っても着ていたい」くらいの情熱も欠かせません。
〇愛のある収納とは?
以前は私は極度のめんどくさがりやで、防虫剤などを使用するのも面倒で、なんなら夏ものも冬ものも、ごちゃっとタンスに突っ込んでいました。
しかし、大人になって、心から「欲しい!」と思えるワンピースと出会い、それを買ってからは「服を大事にする」という気持ちがやっと理解できた気がしました。
衣替えでしばしの別れとはなりますが、ちょっとお金はかかるかもしれないけど、収納用の防虫剤・防湿剤を購入して、丁寧に収納することで服の寿命を延ばしてあげられるんだ、と思って収納しています。