夏バテしてから食欲が回復していない。お腹の調子が悪い。なんて人が多いこの季節、「あまり食べたくない」と言って、食事量が減っていませんか?それは、内臓が弱まっているからかもしれません。
内臓が弱くなると、食欲がなくなったり、消化が悪くなったりして、様々な弊害が現れます。そこで今回は、秋に向けて積極的に摂取していただきたい“内臓疲労”に効く食材をご紹介します。
【トマトを温めて食べる】
夏はトマトがいい!と耳にタコができるほど言われたかもしれませんが、秋もできれば摂取していただきたいです。というのも、ビタミンが豊富であったり、リコピンが含まれている、という理由以外に、やはり「食欲増進効果」や「カリウムによる水分排出効果」があるからです。
ほどよく酸味があるため、失った食欲を取り戻す効果があり、水分を多く含むので体内に水分を摂取できる&カリウムによって余分な水分は排出する、という嬉しい効果が。
むくみがちな女性にも嬉しい効果です。秋ということで、キンキンに冷えた状態ではなく、温かいお味噌汁に浮かべて、ちょっと温かい状態で食べると美味しいのでおすすめです。
ちなみに、我が家では湯むきしたトマトを刻んで味噌汁の具材として使用しています(豆腐やわかめを入れるとなおよし)。美味しいですよ!
【豚肉は生姜焼きで!】
スタミナ食材として活用したい豚肉ですが、食欲がないときは肉類は食べたくないんですよね。でも、ほんの少しでいいので食べていただきたいのです。
おすすめは、生姜焼き(生姜多め)です。最近は生姜焼きのタレ、というのが市販されているので、肉とタレを買ってきてフライパンで炒めるだけで完成する簡単メニュー。
ついでに、たまねぎと、生姜も追加で投入しましょう。夏バテの原因は、内臓の“冷え”ですから、あたためる食材が有効。ということで、豚肉も生姜も、内臓をあたためる食材なのでぴったりです。ご飯にも合いますが、パンにも合うので「生姜焼きサンド」として朝食に食べるのもおすすめです。
【かぼちゃはチンしてそのまま…】
これからの季節は、かぼちゃが店頭にどんどん並びますが、「かぼちゃ=煮付け」とイメージして、めんどうに思って買わない人も多いのではないでしょうか。
かぼちゃもベータカロテンが含まれる食材です。できれば、皮ごときれいに洗って食べて欲しいのですが、ちょっと苦手な人もいますよね。
そこでおすすめなのが、「電子レンジでチンするだけ」という、もはや料理とも言えない、かぼちゃ料理。でもすごく美味しいです。
天ぷらも手間がかかりますし、ほかに調理の仕方がわからない!って人もいるかもしれませんが、我が家ではかぼちゃを薄くスライスしたら、そのままお皿に乗せてチンして、それぞれ好きな調味料で食べます。
マヨネーズやドレッシング、めんつゆ、塩、ソース。家族が多くても、自分の好みの味で食べることができて便利ですし、冷めたらお弁当に入れることもできます。安く売ってる時にゲットすることをおすすめします。