夏に増加した体重…自然に減るとは限りません。だってこれから、食欲の秋がやってくるんですもの!美味しいものはやめられません。
ということで、食べすぎはよくないですが、食べる量を減らさないまま体重だけは減らしたい…ということで、どんな食事をすると夏太り解消できるのか、ダイエット効果のある食事についてご紹介したいと思います。
【バランスよく季節の野菜を中心に】
まず「この食べ物だけを食べれば痩せる」というのを鵜呑みにしてはいけません。このような偏ったダイエット方法が、流行っては廃れていくのは、効果がないからです。
痩せた体型の人は、もちろん遺伝も大きく関係していますが、皆さん「きちんと三食食べている」「バランスのとれた食事」「咀嚼している」「おやつも食べる」という人がほとんどです。
そのため、「キャベツだけを食べる」とか「こんにゃくだけを食べる」などという方法で一時的に体重を落とすのは可能ですが、自然と痩せる体型を作ることはできません。
そのため、おすすめしたいのは季節の野菜(スーパーに行くと目玉商品になっているようなもの)を積極的に取り入れて行く食事です。
【美味しく食べると代謝がアップする】
不思議な話ですが、マズイ食事を我慢して食べたときと、美味しい食事をにこにこしながら食べたときでは、後者の方が圧倒的に代謝が上がるそうです。
気持ちの問題?と言うとそうではなく、口に入れて「美味しい!」と感じると、自律神経を刺激してくれます。食事をするだけでもカロリーを消費しますが、そのスイッチがONになるようなイメージです。
そのため、きらいな野菜を無理に食べるよりも、ほかの野菜に置き換えて食べることや、お気に入りの調味料を使うこと。また、好きな調理方法で好みの味付けにすることも大事です。
また、前回ご紹介したスクワットやダンベルなどの筋トレと組み合わせて、食べたいのが高タンパク質なもの。お豆腐やささみ肉などの、筋肉のもととなる成分です。
これだけを大量に食べる、というのはお勧めできません(ササミ肉なども意外に高カロリー)。玄米ご飯に、トマトとたまねぎのサラダ、豆腐とキャベツの味噌汁、ささみ肉の梅肉和えなどをテーブルに並べると華やかです。
目で見て美味しく、食べて美味しく、にこにこ食事することがダイエットに繋がります。これを時間をかけてゆっくり咀嚼することで、少量で満腹感を得られます。
このようなバランスのとれた健康的な食事を長く続けていれば、太りにくい体を手に入れることができるでしょう。「急がば回れ」です。
(5)へつづく