以前、夏ものから秋・冬ものに切り替える衣替えの時期に、秋・冬ものを取り出してみて、すごく臭かったことがあるのですが、あの臭いって様々な原因があって起こっているのだそうです。
収納したものの臭いを防ぐには、「収納するときの対策」が重要!ということで今回は、来季に臭いを発生させないための“収納の臭い”対策をご紹介します。
【そもそも衣類の臭いの正体は?】
収納した衣類の臭いの主な原因は「カビ・湿気・落ちていなかった臭い」の3つです。ホームクリーニングの場合、家庭用洗濯洗剤で落ちる汚れ(臭い)には限界があり、毎日使って洗って干している分には気になりませんが、しばらく放置すると臭いが戻ってきます。
これは、強い香りの柔軟剤を使用しても、臭いを誤魔化すだけとなります。完全に臭いの原因をゼロにすることはできませんが、収納する前の段階で予防することは可能です。
【収納する前におさえておきたい3つのポイント】
では、「いざ収納する!」というときに、やっておいた方がいいことななんでしょうか。以下の3つにまとめてみました。
〇しっかり洗って完全に乾かす
まずはしっかり洗うことが重要です。たまに、洗濯機を衣類で満杯にして洗う人がいますが、たくさん詰め込みすぎると、しっかり洗えないそうです。適度に隙間が必要です。
また、洗剤を選ぶ際も、汚れを落とすことや消臭に特化した洗剤が多く販売されていますので、それらを利用して念入りに洗い、しっかりと完全に乾かしてから畳みましょう。
〇除湿剤を使おう
衣類の臭いの原因にある「カビ・湿気」これらは、除湿することで抑えることができます。そのため、可能なら要所要所に除湿剤を使うことをおすすめします。
衣類にも使えるシートタイプの除湿剤(http://amzn.asia/4Z9rlkE)が販売されているので、衣装ケースの中などに一緒に入れておきましょう。また、押入れそのものの除湿も効果があります。
〇脱臭グッズを活用しよう
様々な脱臭グッズがありますが、最近発売された「脱臭炭 ニオイとり紙」(http://amzn.asia/1J4vWro)はおすすめ。好きな大きさに切って使えますから、衣類だけでなく靴の収納時に中に入れて使うこともできます。
日常でも使うことができて、たとえば生ゴミ周辺の臭いの対策にも使えます。このほかにも、脱臭グッズや防虫グッズを活用して、衣類を臭いから守りましょう。