夏の疲れでヘトヘトになっているのは、胃腸や体調だけではありません。頭皮も同じくダメージを受けています。
顔は一生懸命ケアしますが、頭皮は洗って乾かすだけではありませんか?自分では気がつかないうちに、毛穴に汚れが詰まっているかもしれません。
毛穴に汚れが詰まっていると、髪の毛が細くなったり、フケになったり、痒みや腫れのもとになったり。気がつきにくい頭皮トラブルの原因に。
また、頭皮が疲れる…ということは、そのまま顔の皮膚にも影響が。全体的に顔の皮膚が下がってきた…なんてのは、頭皮のケア不足かも?
ということで、自宅でできる簡単ヘッドスパの方法と、おすすめのオイルをご紹介していきたいと思っています。
【おすすめオイル2:ごま油】
前回に引き続き、今回も「自宅のキッチンにあるもの」ということで、初心者でも「今夜ちょっとためしてみるかな!」って感じで簡単に始められるのがこちら。ごま油(セサミオイル)。
頭に塗布する量は少量なので、無駄がないくていいですね。「いやいや、ごま油は食用でしょ?」と思われるかもしれませんが、それだけではありません。
頭皮に限らず、全身のマッサージに使用されるのがこのセサミオイル。アーユルヴェーダでも使用される効果の高いオイルです。
血行増進、発毛促進効果のあるアントシアニン、ナイアシン。アンチエイジング効果の高いリグナン。細胞の代謝を活性化するセレニウムなどの成分が含まれています。
入浴時、お湯につかりながら頭皮の毛穴が開いたところに、手のひらに500円玉程度のオイルをとって、頭皮に塗布します。
毛穴の汚れを浮かすように、ゆっくり大きくマッサージしましょう。表面だけでなく、もみあげるように強く刺激するのも効果的。
また、頭皮だけでなく、そのまま顔、デコルテ、手足も一緒にマッサージしてもいいでしょう。セサミオイルマッサージでいちご鼻が改善された!という方もいます。
マッサージを終えたら、しばしオイルが馴染むのを待って、いつも通りにシャンプーをして洗い流します。(匂いが気になる人はしっかり洗いましょう)
目で見て確かめることはできませんが、夏の疲れは頭皮に溜まっています。週に1回程度で構いませんので、たまには頭皮をいたわってあげましょう!
(3)へつづく