どうして出会いがないの？このまま私は恋愛できないの？簡単な人には簡単で、難しい人にはとても難しいこの課題。

では、「出会いがない！恋愛ってどうすれば始まるの？」と思ってしまう人は、どうしたらいいのでしょうか。

前回まで「なぜ出会いがないのか」について考えてきました。今回は、「じゃあ、どうしたら出会えるのか？」について考えてみたいと思います。

１、空気の読めない人になれ

おそらく、“恋愛上手な人”というのは、コミニュケーション能力がすごく高い人なんだと思います。相手の考えていることや、周囲の反応を計算して動ける人です。

そんな高度なことを簡単にやってのける人を目指す必要はありません。「出会いがない、恋愛できない」と言っている人たちは、普通の人たちです。

“ごく標準的に空気の読める人”は、たとえば、相手が不機嫌であることは読み取れても、そこからどうしたらいいのかわかりません。

ということは、他人からの批判や、自分に対する相手からの嫌悪感はよく察知できるにも関わらず、そこから解決策が見いだせない…ゆえに、人との関わりを鬱陶しく感じるのではないでしょうか。

変に空気を読んで、解決しようと考えてしまう。でも、どうしようもできない。この繰り返しです。ここから出会えるようになる、恋愛できるようになるためには「空気を読まない人になる」というのが効果的な方法です。

２、鈍感な人になれ！

女子力って何かな、と考えたときに、５０歳にも６０歳にもなった女性は、とても女子力が高いな、と思いました。

「男性にモテる」かどうかは置いておいて、子育てで培った母性、気遣い、優しさ。それに加えて、男性を精神的にたてることであったり、たくましさであったり、不要なことはすぐ忘れる、という点も大変女子力が高いです。

「おばちゃんになれば恥ずかしいという感覚が薄れる」と言いますが、この「羞恥心をなくした状態」＝鈍感能力が高い女性は、大変生命力が強いのです。

男性との出会いをモノにする女性、恋愛できる女性、結婚できる女性、というのは、ある意味、この「鈍感能力」をうまく利用できている、と言えます。

１００人に振られても再度チャレンジする力だったり、悪口を言われても気にしない力だったり、良くない思い出はすぐに忘れてしまうような力です。

上を目指して完璧になろう！と、なぜか人は思ってしまいますが、“恋愛上手な人”を模倣しても到底追いつけません。

草の根運動…というわけではありませんが、モラルに縛られてばかりいるのではなく、ひとつひとつの出会いで「私と試しに恋愛してみませんか？」と軽くアプローチできる女性になることが望ましいのではないかと思います。

（７）へつづく