身近にイライラの根源となる人がいると、いろいろ面倒なことが起こります。時々、トラブルに巻き込まれて面倒なことになっていませんか?
今回は“自分以外を見下している人”です。何をしても上から目線で偉そうな人、いませんか?すぐに人を馬鹿にしたり、鼻で笑うなど、それを見て「馬鹿にされた!」と不快になる人も多いです。そんな“上から目線の人”への対処法についてご紹介します。
【上から目線の人は、ビクビクしている?】
なぜその人は、上から目線の態度をとるようになったのでしょうか。理由は様々あるでしょうが、そもそも、自分に自信があって、比べられる必要のない人は、人を馬鹿にして見下して、自分を持ち上げるようなことはしません。
つまり、人を馬鹿にしたり見下したりする態度は、“自信のなさの表れ”です。常に誰かに負けるのでは、馬鹿にされるのではないか、とビクビクしている状態です。そのため、一見すると偉そうに見えますが、意外にも心が脆いのです。
【そういう人もいる】
意識的に上から目線の人もいるでしょうが、多くは“無自覚”です。そのため、他人から「アンタ、どうしてそんなに上から目線なの?」と言われて、はじめて気が付く場合があります。または、指摘されても「そんなことはない」と言い張るでしょう。
いろいろ心理的に複雑に絡み合って表面化していることなので、一言では言えないのですが、このような人は、人を馬鹿にしたり、見下したり、という表現しかできない人であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
いちいちそれに腹を立てるだけ無駄なので、「そういう人なんだな」と思って適当にあしらっておくのがベストです。ただ、しつこく「お前は下!俺は上なんだよ!認めろ!」としつこく迫ってくるような人の場合(個人への攻撃)は、周囲に助けを求めましょう。
【人には上も下もない】
みんなそれぞれ異なる条件で生きているので、簡単にランキングにすることなんかできません。お金を持ってるから偉いとか、年上だから偉いとか、そんなことは言い切れません。誰かと自分を比べることから不幸が始まる、と誰かが言っていましたが、本当にそのとおりだな、と思います。
自分が満足していれば、それが一番いい状態のはずです。誰かより上とか下とか、そんなことを測ることはできませんし、正当な評価ではないはずです。幸せのものさしは、自分の中にあります。
上から目線で偉そうな人は、そんな不幸の無限ループ(地獄?)に落ちてしまった人です。「あいつより俺の方が上」だとか「あの人より私の方がマシだ」などと、誰かと比べたところで、本当の意味での満足感は得られません。
そんな不幸の無限ループにはまってしまった人などほっといて、自分の心と体を満たすことを考える時間に当てましょう。勝手に言わせておけばいいのです。