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新しい●●系男子!「ユニコーン系男子」と「リディ系男子」…実態と攻略法(3)

新しい●●系男子、として話題の「ユニコーン系男子」と「リディ系男子」。その意味、そして実態は?さらに攻略法は?

ということで今回も、前回に引き続きご紹介したいと思います。今回は「ユニコーン系男子の実態」ということで、バナージ・リンクスについてご紹介します。

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1、ユニコーン系男子の実態…甘ったれがヒーローになる

ここでは、世に言う「ユニコーン系男子」ではなく、機動戦士ガンダムUCに登場する、“ユニコーンガンダム”の搭乗者、主人公のバナージ・リンクスを基準に、その実態を探っていきたいと思っています。

バナージは、ミネバ(逃亡中のザビ家のお姫様)との出会いから、ユニコーンガンダムに乗って戦うことになります。

彼の考えは、「戦争は良くない!」「人が殺し合うなんていけないことだ!」と、理想を求める子供のよう(でも正論)。

大人たちが、否応なしに戦争に巻き込まれ、戦い、死んでいく中で、自分の中にある正義を基準として突き進んでいきます。

その様子は、まるで学校の規則に矛盾点を見つけ、反発する優等生…といった感じ。でも、そう簡単に世界は変わりませんが、ユニコーンガンダムの力や、協力してくれる大人たちを巻き込み、理想を貫きます。

そのため、「正義心を曲げない真実の勇者!」といった響きが強いユニコーン系男子…ですが、一見すると「夢見がちな男」とも言い換えることができるかも。

やはり、手段が稚拙であったり、周囲の大人たちに手助けしてもらっている点をみると、「頭がいい、賢い」というのとはちょっと違うかな、という印象です。

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2、「優しい」と「弱い」は表裏一体

バナージは、心優しい少年です。戦争はよくないし、人が死ぬのも、苦しむのも見たくない。それを実現するために戦いに出ますが、やっぱり土壇場で尻込みする場面も。

つまり、強いから戦いに出たのではなく、優しいがゆえに戦いに参加するものの途中で怖くなる、というタイプ。人間的で、弱さを隠さない正直者、と言えるかもしれません。

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結果だけ見ると、徐々に成長し、立派な戦士になってミネバとも心通わせることになるので、リディと比べると「正統派の主人公!」って感じですが、現実にもしいたら、なかなか癖の強い男性かもしれません。

次回は、「もしふたりが現実にいたら?」についてご紹介します。

(4)へつづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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