新しい●●系男子として、最近のトレンドは「ユニコーン系男子」と「リディ系男子」。テレビアニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」から派生したトレンドです。
ここでは、「ユニコーン系男子」を、主人公のバナージ・リンクス。「リディ系男子」をリディ・マーセナスとして、その実態と攻略法についてご紹介していきます。
今回は、前回に引き続きまして「リディ系男子の実態」についてご紹介したいと思います。ハンサムで良いとこのぼっちゃんのリディ…それなのになぜ恋は実らないのでしょうか。
1、リディの実態…ああ勘違い男の悲劇
アニメを見ているとよくわかるのですが、リディはすごくイケメン。好青年。しかもたぶんモテるし、自分に自信があります。モビルスーツの操縦もかなりの腕前ですし、育ちが良いので品がある。頭もいい、上司にも評価されている。
ゆえに、最初からミネバにターゲットを絞ってかなり積極的に攻めてくるのですが、ミネバは見向きもしません。なぜなら、ミネバはそんなことにうつつを抜かしている暇はないから(戦争を止めなければならない)。
色恋沙汰に興味なしのミネバは、志を同じくするバナージとの友情を選択します。ということで、そもそも下心満載で近づいてきたリディは、はじめて大きな敗北を味わったのではないでしょうか。
勝手に恋して勝手に奮闘し、勝手に散っていく。現実にも「ああ、いるいる、こういう男!」と頷ける場面がいくつもあります。
しかも、自分に自信があるゆえに「俺が悪いんじゃないもん、バナージがいたからミネバは振り向いてくれないんだもん」とでも言いたげな様子。(いや、実際それに近いことも言っている)
最初から最後まで、1ミリもミネバに振り向いてもらえなかったリディは、自分で勝手に失恋して、嫉妬や憎悪を募らせていきます。
2、こういう男いるいる
ということで、現実の世界に置き換えてみると、ユニコーン系男子よりリディ系男子の方が多いですし、ストーカー化したり、別れた彼女に嫌がらせするのも、このリディ系男子と言えそう。
自分に自信があるイケメンだからこそ、こじらせると面倒になるタイプです。あまりこのような男性には関わりたくないですが、“一途に相手を好きになる”という点だけは、評価したい部分です。次回はユニコーン系男子の実態についてです。
(3)へつづく