妊婦さんや若い子連れのママを見ると、どうしようもないくらい羨ましい!そして、そんなことを考えてしまう自分が許せない!
なかなか結婚も妊娠も思うようにならない現代女性が抱えるジレンマですが、こればかりはお金があればどうにかなる、というものでもありません。
望んでも簡単に手に入らないそれらへの嫉妬心が湧いた時、私たちはどのように対処していけばいいのでしょうか。
1、ひとりじゃない
この“妊婦さんに対する嫉妬”というのは、ちょっと特殊なものだと思います。というのも、単純に「あの子が着ている服がかわいい!私も欲しい!」と思うこととは、ちょっと違います。
女性には元々、妊娠・出産を促すプログラムみたいなのが、あらかじめインストールされていて、時期になったら発動するようになっています。
全ての女性、というわけではありませんが、多くの女性が一定の年齢に達すると、自然と「結婚したいな、赤ちゃんほしいな」と思うように、プログラムされているのです。
ということは、これは“あなた個人”が抱えている問題ではなく、ほかにも同じ気持ちを抱かずにはいられなかった女性が大勢います。
この嫉妬心の発端は、“個人”にあるのではなく、“女性というプログラム”の中にあります。もし、嫉妬心に苦しんでいるのであれば、同じ嫉妬心を持つ人と共有すると楽になれるかもしれません。
2、仙台で不妊に悩む人
こちらの「子宝ネット」(http://www.kodakara.jp/pref/miyagi.html)では、宮城県内で不妊治療で頑張っている人同士が交流するための掲示板が設けられています。
また、不妊治療外来や漢方、整骨院の紹介、相談窓口についても掲載されています。
妊娠に関する悩みが“女性の悩み”であるのなら、必ず仲間がいます。同じく苦しい気持ちを抱えた人同士であれば「わかる!」と言い合えるのではないでしょうか。
嫉妬心は隠せば隠すほどドス黒くなっていくような気がするかもしれません。恥ずかしがらずに、もっと心を開いて見せ合って「なんだ!みんな同じじゃん!」と思えば、スッキリするでしょう。
(6)へつづく。