「だって出会いがないんだもん!」多くの若者が、「恋人がほしい!」と言いつつも、できない現実に頭を抱えています。
なぜ恋人ができないのか?と考えたときに、どうも、真面目な人が採用しているルール、社会のモラルの直線上に、恋愛や結婚はない…のではないか?と考えました。
「大人になれば普通に男女が出会って、知らないうちに結婚しているもんだ」みたいなことではなくなっているようなのです。
ということで、「なぜ恋人がほしいのにできない?」から「どうすればできるの?」について考察してみたいと思います。
1、恋人がいない…は当たり前?
まずは、こちらのグラフをご覧下さい(http://www.mw-personal.jp/dokusin.html)。18歳から34歳までの独身者、女性の「恋人がいる人、いない人」の統計です。
「恋人がいる」と答えた人が全体の34%。「恋人はいない」と答えた人が全体の61.4%。圧倒的に恋人はいない、と答えている人の方が多い。
この数字がそのまま「恋人がほしいのにできない人」というわけではありませんが、61.4%の中には、「どうして見た目もそんなに悪くないのに恋人ができないの?」と疑問に思いながら生活している女性も多く含まれます。
2、ルールに縛られる現代人
昔と現在を比較する…とは言え、私もそんなに昔の人を知っているわけではありませんが、自分の親世代の女性たち(既婚者)と話をしていて思ったことがありました。
彼女たち…昔ギャルだった女性たちは、今より自由がなかった分、抑圧されて生活していましたが(高校生が喫茶店に入ってはいけない…など)、それだけ反骨精神がありました。
ルールがあるから守らなければいけない!と思うのか、もしくは、ルールはなんとかかいくぐるためにある!と思うのか、の違いです。簡単に言えば、
・(昔)ルール厳しかった…ずる賢くルールに背いて自分のしたいことを優先する
・(今)ルール緩んだ…人に間違いを指摘されないようにリスク回避を優先する
たとえば、親に100円もらって、「大事に貯金しなさい」と言われたとします。貯金箱に入れたかどうかは、誰にも知られることがありません。
しかし、(昔)の場合は「こっそりお菓子買って食べちゃえばバレない!」と思いますが、(今)は「もしバレたら怒られるからちゃんと貯金しよう」と考える傾向が強いようなのです。
ゆえに、「いいじゃんズルくたって!自分を優先しないと恋人なんかできないよ!」と思える人は恋愛に積極的になれますが、「でも、ズルい!って言われたくない!」と思う人は、“ルール”に背くことがないため、いつまでも平行線で恋人ができません。
(2)へつづく。