芸能人でも乳がんの公表をするなど、「まさかのあの人も乳がん」みたいなことがたくさんあって、他人事ではないな、と感じます。
もちろん、予防できることはしたいです。ストレスをためない生活とか、食生活に気をつけたり、規則正しい生活もそうです。
とは言え、がんは明確な原因がわからないものが多く、「遺伝的なもの」と言われてしまうと逃げようがありません。
では、そんな逃げられない乳がんを、極力予防するために、今からできることはなんでしょうか。
1、生活改善
これで絶対予防できる!ってわけでもないのですが、もし以下のような点に当てはまるのなら、がん発生のリスクを高めているかもしれません。
・タバコを吸っている
・不規則な生活
・米よりパンを食べる機会が多い
・ストレスをためやすい
・運動をしない
・便秘である
・体重の増減が激しい・繰り返す
・お酒が好きでよく飲み過ぎる
たとえば、女性の場合体重を気にしている人が多いと思いますが、5kg太ったときは、その分内蔵にも脂肪がつきます。
しかし、そこから5kg体重を落としたとしても、内臓の脂肪も同じく減るとは限りません。それくらい、内臓についてしまった脂肪はしぶといのです。
タバコを吸うことは、自分のがん発症のリスクをあげるだけでなく、周囲の人にも煙を吸わせてしまうことになりますし、不規則な生活は、がんになってから後悔しても遅いのです。
これらを改善するのは、本当に難しいことだとは思います。ただ、部屋の中にごちゃごちゃと置かれた本が何かの拍子に崩れてしまったときに「本棚にちゃんと片付けておけばよかった」と思っても、もう遅いのです。
2、乳がん予防だけじゃない
どうせ結婚しないし、と思っている女性も、来年の今頃誰かと結婚している可能性はゼロではないですよね。
もちろん、「乳がんにならないため」とは言いつつも、生活を改善するということは、健康になること。がんは関係なくとも、これからの自分の体を管理していく上では重要なことです。
もし「好きな人と結婚して赤ちゃんが欲しい」と思ったときに、今までの不規則な生活のせいで体調が悪く、妊娠出産できなかったら、と思うと悔しいです。
「これをやっておけば絶対大丈夫」ということがない、だからと言って、不規則な生活を続けていていい、という理由にはなりません。
人はいつか死ぬのですから、その最期のときまで精一杯生きるためには、今の自分を蔑ろにしないことが大事です。
(7)へつづく。