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30代でも“乳がん”…まさかの事態に備えて今から出来ること(4)

若年層でも罹患率の高い乳がん。昨今は乳がんの罹患率が増加し(http://nyubo-saiken.com/cancer/)、2000年台に入ってからは急激に増加しています。

食生活の変化、ライフスタイルの変化なども挙げられますが、現代の生活をしていくしかない我々が、乳がんを予防しようとしても限界があるかもしれません。

さて、いつ誰がなってもおかしくない乳がんですが、やはり予防できない以上、「もし罹患しても早期に発見すること」が助かる方法です。今回は、「早期発見するには」についてご紹介したいと思います。

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1、年一回の検診を…

やはり、20代・30代と言えども、毎年婦人科検診を受けることは大事だと思います。会社で健康診断を義務化しているところもあると思います。

ただ、通常は健康診断の中に乳がん・子宮頸がん検診は含まれていないので、自分で希望して受けに行かなければいけないのは面倒。

費用もかかりますし、仕事がある人はわざわざその日を休まなければならないなど、些細なことかもしれませんが、“自分の意思で受けに行く”というのは、大変ハードルの高いことだなあ、と思います。

やはり、本来なら毎年無料で検診が受けられたり、乳がん検診ができる施設が増えるなど、検診へのハードルを下げてほしいなあ、というのが女性としての希望です。

けれど、「早く見つかってよかった!」という人が実際いて、「毎年検診を受けていてよかった!」という声をきくと、受けないまま知らずに放置して転移して手遅れだったら…と想像してゾッとします。

初期段階では痛みも痒みもない乳がんですから、「次は私かも知れない」という緊張感を持って定期的に受診することをおすすめします。

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2、自分で触診

また、乳がんは自分で発見できるがんでもあります。触って「あれ?」と思ったら乳がんだった、という人も珍しくありません。

自分で触診する場合は、こちらを参考に(http://www.jfpa.info/wh/body_information/detail/index.php?aid=77)。

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普段から自分の体に興味を持って、鏡で見て、変化がないか気を配ることが早期発見に繋がります。

もし「これは変だ!」と思って病院にかけこんで、「乳がんじゃありませんよ」となったとしても、それはそれで安心できるので、恥ずかしがらないでください。

(5)へつづく

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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