婚活や妊活、と世間では騒がれていますが、女性の嫉妬心は闇が深く、「他人を羨ましく思う気持ち」というのは、想像以上にどす黒いものです。
でも、本当は清らかな心で過ごしたいのに、一度出現した嫉妬心に狂ってしまう女性も少なくありません。今回は前回に引き続き「嫉妬心のコントロール」についてご紹介したいと思います。
1、嫉妬してる自分を許して
第一に、前回からもお話しているように、嫉妬することは悪いことではありません。お腹がすいているのに食べられない横で、誰かが美味しそうに食事していたら「ムカ!」とします。
自分は赤ちゃんがほしいのに、違う誰かは幸せな結婚をして子供を出産している。それを見て「不幸になっちまえ!」と思って、「ああ、私はなんて悪いことそ考えているんだ」と頭を抱える。
いえいえ、いいんです。どうぞ頭の中で、誰かを不幸にしてしまいましょう。幸せな家庭が壊れていく様を想像しましょう。それで少しは気が晴れると思います。
そして、そんな頭の中でうっかり誰かの不幸を願ってしまう自分を許してください。「私って嫉妬なんかしちゃって、なんて可愛いんだろう!てへぺろ!」とでも考えてしまいましょう。
頭で考えたことがそのまま現実になることはありません。言葉にして出さなければ、頭の中は自由です。だから、安心して自分を許してください。
2、いっぱい嫉妬していい
よく「嫉妬なんかしちゃいけない」「嫉妬をする人は心が狭い人」みたいな言われ方をしますが、嫉妬は誰もがすることです。
良くないのは、それらをコントロールできずに現実に実行しちゃう人。ムカついて浮気相手に殴りかかったり、ストーカー殺人事件が起こるのもそういうことです。実行しちゃダメ。
たとえば、職場で上司に対して「ムカつく!タンスの角に小指ぶつければいいのに!」と思っても、実際声に出して言わないまま、笑顔で対応できたら、それでいいわけです。
問題は嫉妬の量ではないので、街を歩いていて妊婦さんを見かけて「なんで私には赤ちゃんができないの!その妊娠菌うつしてよ!私にも赤ちゃんちょうだいよ!」と心の中でつぶやいても、全然問題ありません。それが100回だろうが、1000回だろうが。
また、100回や1000回、そういうことを考えて、たくさん考えたから嫉妬心が濃くなって真っ黒になる…ということもありません。考えてスッキリするのなら、たくさん頭の中で誰かを不幸にしましょう。
(3)へつづく。