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【夏バテ解消】食欲がないときは食べないほうがいい?

夏はどうしても食欲が落ちてしまう…という人がいると思いますが、「無理にでも食べたほうがいい派」の人と「無理に食べなくていい派」の人で分かれます。

では、実際「今日は食欲ない…何も食べたくない…」というときは、どう対処したらよいのでしょうか。今回は「食欲がないときの対処法」についてご紹介します。

【食欲がない=胃腸が弱っている?】

何も食べたくない、と思ってしまう夏バテ。原因は大きく分けてふたつ考えられます。ひとつは、胃腸が弱っている。もうひとつは、自律神経が乱れている。

胃腸が弱っている場合は、たとえば「冷たいものばかり食べている」「偏った食生活、不規則な食生活をしてしまった」などが考えられます。

自律神経が乱れている場合は、「よく眠れない」「暑いことがストレス」「イライラする」「不安感に襲われる」「朝起きたくない」などの症状も同時に挙げられます。

自律神経が乱れると胃腸の働きも悪くなりますから、食欲がないときは、どちらにしても「胃腸が悲鳴を上げている状態」と言えるでしょう。

【無理して食べない!でも栄養は取る】

無理にたくさん食べると、胃腸の負担が増します。また「食欲がないから冷たいそうめんを食べよう」というのもNGです。冷たい食べ物は胃腸の負担を増加させます。

できれば食事量は減らしても、栄養をバランスよく摂取できるメニュー(理想は和定食)がよいです。白米ではなく玄米をよく噛んで食べるのもおすすめです。

【内臓は温める】

自分のお腹を触ってみて、おへその下あたりが冷たくなっていませんか?ここが冷えている人は、内臓が冷えている人です。今は症状がなくても冷え性に発展する可能性があります。

冷たい飲み物も、体温を下げるためには必要ですが、たとえば夜涼しくなってきた時間帯には温かいお茶を飲むなど、「内臓を温める」ように努めましょう。暖かいお味噌汁などもおすすめです。

【まずはしっかり眠ること】

夏バテで食欲不振の原因は、確かに様々あるのですが、一番に考えられるのが「眠っているようで眠れていない」という睡眠不足だと思います。

睡眠のサイクルが狂うと、自律神経が乱れ、夏バテ症状を引き起こします。いくら胃薬を飲んでも症状が改善しないのは、原因が別のところにあるからです。

また、あまりにも食欲がない場合は、ほかの疾患も考えられるので、「おかしいな」と思ったら病院を受診してみましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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