忙しいけど休んでいられない。お金もないから遠出できない。家族がいるからひとりになれない。仕事も育児の介護もあって自由な時間がない。そんなとき、強くストレスを感じます。
ひとりで抱えられる仕事には限りがありますが、それをセーブすることができない状況は起こりうるからです。そんな「どうしようもない状況」になったとき、どうしていますか?今回は、ストレスでパンク寸前、またはパンク状態の人へのストレス解消法をご紹介します。
【逃げる】
私が幼い頃、母は小さい子供たちを置いて家を出ることがありました。息が詰まると、突然車に乗って自由にドライブにでかけるのです。もちろん、家族としてはたまったものではありませんが、「自分のため」を思ったら英断だったと言えるでしょう。
何事も「効率よく」「モチベーションを保つ」ことを考えたら休息は誰にも必要ですが、眠らないまま長時間、カフェインを摂取して仕事し続けることがいかに効率の悪いことか。
「もうだめだ」そう思ったら、とにかく逃げてください。誰に迷惑をかけても構いません。あなたが何かを放棄することで誰の命も脅かさないのならば、今すぐ逃げて自由な時間を作りましょう。
【熱中する】
私なんかもそうなのですが、いざ休日になって自由な時間「何もしないで休むぞ」と思っても、ソワソワしてしまって、結局家の中を動き回ってしまいます。これは、「気もそぞろ」な状態で、余計に精神的に不安定な状態になります。
休むどころか不安になって、落ち着いて座ってもいられないのであれば休日の意味はありません。そこでおすすめなのが、「好きなことに熱中する」ことです。
それが運動であれ、ゲームであれ、漫画であれ、なんでもいいのです。好きなことに打ち込んで、時間の経過を忘れるくらい熱中することです。また、単調な動きも効果的なので、編み物などもおすすめです。
【抱きしめる・リラックスする香りを用意する】
最後はこちら。仕事中に「もうダメ!」となる瞬間、ありませんか?私は何度か経験しましたが、お客さんのいる仕事だと、抜け出せずに苦労しました。知らぬ間に涙が溢れてきて「もう無理」となるのです。
これを「ストレス」ということで片付けてしまうのは簡単ですが、女性ならとくにホルモンバランスによっても情緒不安定になることがあると思います。
そんなときは、たとえばデスクワークの人なら、ぬいぐるみやタオルなどをぎゅっと抱きしめるようにしてみてください。頼めるなら、誰かにお願いして抱きしめてもらいましょう。
または、トイレなどの密室に駆け込んで、お気に入りのフレグランスを嗅いで落ち着きを取り戻すようにしてみましょう。
ただ、いずれも根本的な解決法ではありませんので、落ち着いたらしっかりストレスとの付き合い方について考えてみましょう。