ほとんどの人が、何かしらSNSに登録して楽しんでいるようですが、SNSに振り回されすぎていませんか?むしろ、SNSをやっていなかった頃の自分が思い出せないほど。
SNS依存、などと言われる現代病のひとつですが、それによって精神的に不安定になっている人も多く見受けられます。今回は、「ソーシャルデトックス」によって自由な時間を増やし、心が安定する方法についてご紹介します。
【ソーシャルデトックスとは?】
ソーシャルデトックスは、その名の通り、SNSを全部やめてしまうことです。あちこち並行して登録していたSNSを退会してしまい、アプリも削除。それによって、自分の自由な時間を取り戻すことができます。
そもそも、SNSで流れてくる情報は必要のない情報ばかり。しかも、見た情報をすべて頭にインプットできているか、と言えばNOです。そのため、ただザッピングしながらテレビをだらだら見ているのと同じで、無意味な時間をSNSに投資しているだけとなります。
人の反応に敏感になったり、誰かと自分を比べてナーバスになるくらいなら、それらを一切やめて、読書などに時間を使えば、有意義な時間を過ごせます。それが、ソーシャルデトックスです。
【中途半端にしない】
ソーシャルデトックスをする場合、「SNSの時間を減らす」という中途半端な気持ちではいけません。また暇な時間ができれば、ぼんやりSNSを眺める時間が増えてしまうからです。やめるときは「退会する」。すべて終了させて、SNSが普及する以前のようにすることが大事です。
【SNSをやめるメリット】
SNSをやめることによって、「人とのつながりがなくなる」と危惧する人もいるかもしれませんが、そもそも顔も立場もよくわからない人たちですので、すぐに忘れることができます。
やめることによって得られるのは、自分の時間の充実、現実の満足感です。食事は誰かに見せるためにするのではなく、自分で「美味しく満足する」ためにあります。
インスタ映えを気にせず、好きな食べ物を選んで食べていいのです。また、誰かの反応を気にしながら投稿する必要もなく、何か呟きたいことがあれば、日記帳などにメモしておけばそれで十分満足できます。
【これからはSNS卒業が増える?】
今までSNS利用者数は上昇傾向にありましたが、今後横ばいになり、減少していくのでは、と考えています。SNSに費やしてきた時間が無駄だった、と気がつく人が増えてくるのです。
必要な情報は自分から探しに行けばいいのですし、もっと目的のある行動をして、有意義な時間を過ごすことのほうがリア充だ、みたいな考え方が浸透していくのでは、と予想できます。
SNSを卒業したからと言って、時代から取り残されることはありません。むしろ、時代の流れから取り残された部分でこそ、やっと「自分らしさ」が育っていくんだと思います。