暑くて眠れない…それなら、もういっそ寝ることを諦めて本でも読みませんか?薄明かりの中で読む怪談はまた格別ですよ?
今回は、怪談でも“実話”の怪談が収録された本を特集します。読んでいるうちに、もしかしたら本当の怪異に見舞われるかもしれません…。
【怪談社 終の章 (竹書房文庫) 著:伊計翼】
テレビ番組「怪談のシーハナ聞かせてよ。」でもお馴染み、怪談社の実話怪談本です。怪談を集めて語る、というスタイルの怪談社ですが、語りだけでなく本もめっちゃ怖いです。
あわせて、怪談社のイケメンふたりが怪異を語るDVDなどもご覧になってみては。Amazonで「怪談社」と検索してみてください。(http://amzn.asia/hhdfbMO)
【新耳袋―現代百物語〈第1夜〉 (角川文庫) 著:木原浩勝、中山市朗】
やっぱり怪談実話と言えばこのおふたり。新耳袋を読まないと何も始まりません。一見普通の本に見えますよね?ところがどっこい、読み終えると「うへえ!」と腰を抜かします。
読みやすい文体であることはもちろん、短編なのでスルスル入ってきますし、思わず夢中で全部一気読みしてしまったあかつきには、怪異が起こるかもしれないプレゼントつき。未読の方は、まずは1冊、読んでみてください。(http://amzn.asia/5S2Jiwu)
【新耳袋殴り込み 第一夜 (角川ホラー文庫) 著:ギンティ小林】
上記の「新耳袋」を教科書として、実際にその場所に行って怪異を体験してやろう!と活動しているのが、ギンティ小林さん。そのレポート本がこちら。
そのため、新耳袋を読んだらすぐ、この「新耳袋殴り込み」も読んでみてください。コミカルな中にも、実話ならではの「やばさ」が隠れています。(http://amzn.asia/4Vliekf)
【ひとり百物語 怪談実話集 (文庫ダ・ヴィンチ) 著:立原透耶】
立原先生のご自身の怪異譚を収録した本。女性なら「あれ?なんかわかる気がする」という人も多いのでは。一人暮らしで、仕事をしている女性なら、不思議と共感できる?実話の怪談。
立原先生も視える人なので、そういう体質の人なら理解できるのかもしれませんね。読みやすくて引き込まれる文体なので、女性におすすめの1冊です。(http://amzn.asia/dRdUp87)
【少女たちの怪談百物語 ミルクプール 著:福永知世、塩田歩く】
キンドル版のみで恐縮なのですが、拙著の怪談本もなかなか好評いただいています。そうです。私が書きました。百物語と言いつつ、70話くらいしか収録されていませんが、全部自信を持って実話です。
ものすごく怖い…というよりは、じわじわ来る話ばかり。とくに、少女時代を経験した女性には読んでいただきたい本です。キンドルアンリミテッドなら、タダで読めます。(http://amzn.asia/fCE2DVI )