私の周辺でも、「職場に入ってきた新しい子の扱い方がわからない」という声をよく聞くようになりました。どうやら、考え方が異なるので、お互いに理解できないことが原因のようです。
若い男性に限った事ではありませんが、女性が男性の扱いに困る場面は多々あります。ということで、お菓子でタイプ別に分類し、その扱い方をご紹介する、という企画。今回は、グミ系男子についてご紹介します。
【グミ系男子とは?】
ここでの「グミ系男子」とは、注意しても叱っても、「またまた~」などと言って全然響かない、図太い男子のことです。簡単に例えると、学校で「授業中にお菓子食べちゃだめ!」と注意したのに、「はーい」と返事をしながら、また食べてる…みたいな感じです。
しかし、図太いとは言え、中身はとても繊細なので、本気で怒ったりすると泣いたり、逆恨みします。扱い方が難しい男子なのです。
【言葉で言っても通じない?】
自分に都合のいいように受け取り、注意は聞き入れない。よく言えばマイペース、マイウェイな男性ですが、このような人にこそビジネスライクな対応が一番良い対応方法です。
こちらがいくら感情的になって怒ったとしても、グミ系男子には一切響きません。また、理解できたのかどうなのかも、こちらから見たところでわかりません。
つまり、あとはお任せして、結果を出してもらう以外ないのです。多すぎる言葉は必要ありません。伝えることはしっかり伝えて、質問されたら答える。それだけで十分です。「大丈夫?」とか「本当にわかったの?」という感情的な言葉は不要です。うざいと思われてしまうからです。
【押してダメなら引いてみな】
グミ系男子は、相手から押されると「うざい」と思う傾向にあります。つまり、お母さん的な人が苦手です。「大丈夫?忘れ物ない?お弁当持ったの?」みたいな人が嫌いなのです。
しかし、嫌いと思いつつも、同時に「かまってほしい」という欲求がありますので、今までお母さん的な感じだった人が、突然なにも言わなくなると、「あれ?どうしたの?」となります。
そのため、「こいつ、何言ってもダメだな」と思ったら、ぐっと引いてください。話しかける回数や、接点を減らしてしまいましょう。
グミ系男子は、噛んでもへこたれないタフさはありますが、甘さも目立ちます。誰かに甘えたいのです。「話をきいてもらえないんだ」と思ったら、ビジネスライクモードに切り替えると、うまくいく場合があります。
根は悪い人ではないと思うのですが、扱い方が難しいな、と思ったとき「相手をコントロールできる」と、こちら側が相手に期待している可能性があります。人は思い通りに動かなくて当然なので、静観するような気持ちで待ってみてはいかがでしょうか。