夏を元気に過ごしている人ってどんな人でしょうか。胃腸が強い人?夏が好きな人?それもあるかもしれませんが、おそらく“夏にあった過ごし方を知っている人”ではないでしょうか。
“夏にあった過ごし方”を、東洋医学では“夏の養生”と言います。中でも、食事に関しては、「食べたほうがいいもの」と「食べないほうがいいもの」が明確に分かれています。
暑い日にゴクゴク飲みたい甘いジュース。キンキンに冷えたアイスを食べる。これらは、夏の体力を奪っていきます。けど、甘いものが食べたい!そんな人に、夏の養生もできて、美味しくてカロリーも低いスイーツレシピをご紹介します。
【黒糖寒天】
砂糖は冷えを助長するため、避けたほうがいいと言われています。そのため、ジュースなどにも大量に入っている砂糖、これは大変危険です。(500mlに大さじ3入っている場合もある)
しかし、白砂糖ではなく黒糖はミネラルが豊富に入っており、体に良いとされています。血を巡らせる働きがあるとされ、1年を通して口にしたい食材です。
これに寒天を組み合わせることによって、ローカロリーで涼しいスイーツとなります。ここに茹でた小豆を添えたり、きな粉を添えることで、体にも優しいスイーツとなります。お子さんも喜んで食べてくれるでしょう。(https://cookpad.com/recipe/4256963)
【砂糖なしの小豆餡】
また、夏の養生には豆類(緑豆・小豆)も良いとされていて、食材として小豆は摂取していきたいところですが、小豆を煮る=砂糖、というイメージも強いと思います。
こちらのレシピでは、小豆をりんごジュースとレーズンで煮ているので、砂糖を使わずほのかに甘酸っぱい小豆にしあげています。酸味は夏の暑さを和らげてくれますし、カロリーも低いので安心です。
小豆を皮ごと食べることによって、食物繊維の効果も期待できますから、毎日おやつの時間にちょっとずつ食べると体にも良いです。(https://cookpad.com/recipe/3092011)
お子さんでも食べることができるので、家族全員で夏の養生ができますね。おいしくないものをガマンして食べることが養生、ということではないので、無理せず続けていくことが大事です。