“夏の養生”という言葉をご存知でしょうか。東洋医学の考え方で、季節に則した過ごし方を勧めているものです。夏には夏の暑さや湿気などによって弱くなる臓器があります。
夏の養生に関して詳しく記載されているサイト(http://www.babakanpou.co.jp/sickness/sickness3_1.html)
それらの臓器を労わることによって病気や体調不良を回避しよう、ということです。今回は、そんな東洋医学でおすすめされている「夏の養生食材」を使ったレシピをご紹介します。
【小豆粥】
まずはこちら。体に「湿」がこもっていると、様々な体調不良の原因となります。雨が降るとだるい、気分が落ち込む、なども、この湿が体に溜まっている可能性があります。
そんな「湿」を追い出すためには、豆類(緑豆・小豆)がおすすめです。しかし、小豆=甘く煮る、しか思いつかない人もいると思います。
しかし、砂糖を使ってしまうと、胃腸に負担がかかり、冷えを促進してしまいます。そこで、おすすめなのが、「小豆粥」です。
いつものご飯の感覚で美味しくいただけますし、砂糖を加えないので体にも優しいレシピです。ご家族みなさんで食べることができるでしょう。(https://cookpad.com/recipe/2965079)
【苡仁緑豆粥】
また、もうひとつの豆類。緑豆も夏の体をサポートしてくれます。こちらはハトムギと合わせたお粥。プチプチとした食感が楽しいです。
「煮る」とありますが、炊飯器を使用してもいいのかな、と思います。こちらも、普段の食事に取り入れることができるので、スイーツのイメージがある豆も、食事として摂取することができます。(https://cookpad.com/recipe/4411091)
是非、夏のご飯は、そうめんばかりではなく、このような豆類を利用したお粥に挑戦されてみてはいかがでしょうか。