夏になると困るのが、肌のトラブルです。汗っかきでもメイクしなければいけませんし、肌を露出する機会も増えます。今回は、夏に多く見られる脂性肌についてです。
脂性の人は、あぶらとり紙で一生懸命脂とりすると思いますが、いつもと同じケアだけではいたちごっこかもしれません。この夏を快適に過ごすための方法をご紹介します。
【脂性肌の正しいケアとは?】
脂性肌(オイリー肌)は、皮脂が過剰に分泌されている状態で、余分な皮脂のせいで肌にトラブルが起こったり(ニキビなど)、見た目に問題が出たりします。テカテカしてくるたびに化粧直しが必要ですよね。
脂性肌の主な原因は、乾燥と言われています。肌が「潤いが足りない!」と判断して、皮脂を分泌して肌を守ろうとしているのです(ただし、原因はひとつではない)。
そのため、脂性肌のケアは基本的に“保湿”が中心。もし、現時点で脂性だという人は、今のケアでは保湿が足りていないということです。
【あぶらとり紙では逆効果?ティッシュオフがおすすめ】
化粧直しの度にあぶらとり紙でテカテカを抑える人もいると思いますが、実は脂性肌の人の場合、これが逆効果となり「皮脂の取りすぎ」に繋がります。
皮脂を取りすぎると乾燥が進みますから、肌は「もっと皮脂を出さなきゃ!」と過剰分泌。このいたちごっことなってしまいます。
脂性の人は、あぶらとり紙よりも、ティッシュでやさしく表面の皮脂を取り除く程度でOK。化粧品も、保湿効果のあるファンデーションなどに切り替えてみましょう。
【ゴシゴシはNG!肌にやさしく】
脂性肌の人って、私もそうだったんですが、「脂性ってことは肌が頑丈に違いない」と勘違いして、ゴシゴシ洗ってしまいがちです。本当は逆です。皮脂が過剰分泌するのは、肌が繊細で悲鳴をあげている状態なんです。
ゴシゴシ洗いをやめて、やさしく泡洗顔するのはもちろん、化粧水はたっぷりと使用したり、敏感肌用の化粧水に切り替えるなどしましょう。また、定期的にフェイスパックすることで肌お水分量が上がります。
夏肌は様々なダメージを負いやすい状態です。ケアを変えれば肌も変わります。乾燥を直接感じないかもしれませんが、いつも以上に保湿してみることをおすすめします。