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【できちゃったシミを消す】シミができるメカニズムを知って解決

シミができちゃった!でもそのシミ、どうしてできたか知っていますか?「なぜシミができたのか」を知らなければ、シミを消す方法もわかりません。今回は、「なぜシミができるのか」を知って、「どうすればシミが消えるのか」を考えてみましょう。

【1、シミができるのはなぜ?】

どうしてシミができるのでしょうか。肌は紫外線を受けると、その紫外線が奥にある真皮にまで届かないように、なんとか抵抗します。

皮膚の中には、シミの元であるメラニンを作り出す“メラノサイト”のいう物質があるのですが、それらが「肌を守るぞ!」と頑張って、メラニンを生成します。メラニンの黒の色素が、紫外線を吸収するため、真皮にまで紫外線が届かないようになっています。(肌を守る機能)

しかし、紫外線にはUVAとUVBがあり、波長の短いUVBがDNAを傷つけてしまいます。これによって、通常ならターンオーバーで消えてしまう黒い部分ですが、傷ついたDNAによるメラノサイト活性化=シミを作り続けてしまうのです。

子供の頃に、真っ黒に日焼けしても時間が経てば元の色に戻っていましたが、シミになっている部分は紫外線の影響で、「黒い色素を作り続けるぞ!」というメラノサイトの活性化が原因なんですね。

また、日焼けだけでなく、虫刺されや火傷、ニキビなどで皮膚が炎症を起こした場合も、同じように皮膚の中で勘違いが起こって、メラノサイトが活性化してしまい、シミになることがあります。

【2、もうできてしまったら諦めるしかない?】

活性化してしまったメラノサイトに「ストップ!」と言っても言うことを聞いてくれません。ただし、徐々にシミを薄くしていくことなら可能かもしれません。

まず、ビタミンC誘導体の入ったコスメを使用することで、メラノサイトのメラニン生成を抑えることができます。さらに、メラニンの生成を抑えながら、ターンオーバーを促していく(肌の生まれ変わり)ことで、今残っているメラニンをどんどん剥がしていきます。

今日明日で突然なくなる、ということはありませんが、あらゆるケアを尽くせば、今よりは改善することが可能です。また、どうしても大きなシミでメイクでも隠れない!と悩んでいる人は、是非専門家を受診してみましょう。

シミの治療法は、実はたくさんあります。人によって効果のある治療法が異なるようです。きっと的確なアドバイスをもらえますので、諦めずに相談してみてください。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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