そろそろ欲しくなってくる季節ですね。夏がはじまると共に、血肉沸き踊る夏祭り!ということで、今年の夏祭りのご予定はもうお決まりですか?
もしまだ迷っているなら、この情報もご参考ください!今回は、2017年開催予定の宮城県内の花火大会の中から、「若柳夏祭り流灯花火大会」をご紹介します。
【若柳夏祭り流灯花火大会…スターマインとナイアガラ】
例年通りであれば、8月中旬に開催される予定の「若柳夏祭り流灯花火大会」(http://www.wakayanagi-kannari.biz/)。毎年、約5000発の花火を鑑賞できる花火大会です。
中でも、迫川を横断する約200mのナイアガラや、水上で打ち上げられるスターマインは大迫力。また、会場では郷土芸能や踊りとの共演も楽しむことができます。
会場が迫川河畔ということで、水面に映る花火の美しさも見所の一つです。なお、詳細な情報、開催日時・場所に関しては、公式サイトの情報をご確認ください。
【若柳夏祭り流灯花火大会の由来】
若柳夏祭り流灯花火大会 は、施食会(せじきえ)供養祭という1902年から始まった伝統ある祭事。施食会 とは、あの世の「地獄(じごく)」「餓鬼(がき)」「畜生(ちくしょう)」「修羅(しゅら)」「人間(にんげん)」「天上(てんじょう)」の六つの世界のうち、餓鬼道に落ちた人を供養する祭り。
餓鬼道に落ちるのは、生前に罪を犯した者で、飢えに苦しんでいる魂です。子孫がなく、無縁仏となってしまった人などの魂を鎮めるための祭事と言われています。
花火はただ美しさを鑑賞するためのものではなく、お盆であの世から帰省している魂を供養する意味もあるんですね。
【お祭りを楽しむポイント】
どんな感じの花火大会かな、と思った方は、花火大会の様子の動画がアップされているので、そちらをチェックしてみましょう(https://www.youtube.com/watch?v=V3yg3nDkMX8)。
当日、車で来場される方も多いと思いますが、駐車場には限りがあるので早めに出発されることをおすすめします。公共交通機関をご利用の方は、「JR石越駅から市民バス若柳行に乗り15分 中町下車徒歩5分」ということです。