全国屈指、いえいえ、日本一の桜の名所!宮城の誇る「一目千本桜」
今年もまもなく見頃を迎えますね!
東北本線船岡駅降りてすぐに桜並木の遊歩道があるので
アクセスが良いもの嬉しいですね。
鉄道写真家の僕としても、こんな素晴らしい日本一の桜並木を
鉄道と絡めて写真を撮ることができる、こんなに嬉しいことはありません♡
この圧巻の桜並木、どんな経緯でできたかご存じでしょうか?
明治9年、現在の大河原に江戸時代から続く由緒ある旅館の
長男として生まれた高山開治郎という人がいました。
しかし15歳のときに父親が亡くなり家業であった旅館も廃業となってしまいました。
東京へ働きに出た開治郎はやがて実業家となり東京で成功を収めました。
いつも心は宮城、大河原にあった開治郎は白石川沿いに桜を植えることを思い立ち、
植樹を行いました。大正12年のことでした。
地元を愛した一人の実業家の想いがいまに引き継がれている、そんな経緯があったのです。
愛に溢れた桜並木は一斉に咲き誇り、我々の心を幸せ色に染め上げてくれます。
ひとひらはとても小さくても、ひとひら、またひとひらと集まれば
こんなにも壮観な光景を生むんですね。
新たな門出、環境の変化、希望と不安の入り混じる4月、
ひとひらの花びらに勇気をもらえることと思います。
あ、列車もこんなに見えなくなるくらいに咲き誇っています。
どこにいるかわかりますか?(笑)
ぜひ、カメラを持って自分だけの景色を探してみてくださいね♪