「あのまんが読んだ?」の話題に取り残されないように、おもしろいまんがはチェックしておきたいものです。でも、何から読んだらいいのかわからない!
ということで、読んでおいて損はない!思わずみんなにすすめたくなるまんがをご紹介します。今回はおすすめの大人まんがをご紹介します。
【あれよ星屑】
ちょっと大人に読んでもらいたい…という意味ではダントツにおすすめなのがこちらの作品。山田参助さんの『あれよ星屑』です。
あれよ星屑 5 (ビームコミックス) 山田 参助 http://amzn.asia/g0j7Q7G
舞台は第二次世界大戦後の東京。復員して帰ってきたはいいものの、何もない時代。かつて同じ戦場で戦った川島徳太郎と黒田門松は、敗戦後の日本で何を見るのか。
暗い部分と底抜けに明るい部分。コントラストが強烈で、「これが戦争なんだ」と思うと同時に「人って強いな」と思います。大人なら読んでおきたいコミックスです。
【安住の地】
全2巻のこの作品は、ほんとうに私の人生を変える1冊だったかもしれません。山本直樹さんと言えば、エロス、だと思っているのですが、細い線とかわいらしい女性とは対照的に、ストーリー展開がお腹にズシッとくるまんがが多いです。
安住の地 1 (BIC COMICS IKKI) 山本 直樹 http://amzn.asia/7z2S3Gq
謎の少女が迷い込んだ土地。そこには変な住人がいっぱい。迷い込んだ旅人も巻き込んで大騒ぎ。果たしてここはどこで、少女はどこから来たのか?
全体的にポップで明るく、コミカルな要素の強い作品ですが、「なぜそうなったのか」「ここは一体どこなのか」みたいな深いところまで考えると、ずぶずぶと底なし沼に足を取られる感覚です。
お子さんにはおすすめできないシーンが多少あるので、大人向けということでご紹介しますが、エロスも含めてひとつの作品となっているので、女性でも楽しめる作品だと思います。(つまり、エロスだけが際立っていないということ)
傾向としては、一応男性向けコミックスに該当すると思いますが、読後感や余韻が残る良作ですから、是非女性にもおすすめしたい作品です。