通販で漫画本を購入することが多いのですが、最近は「誰かがおすすめしていた本」を「へえ」と思ってそのまま購入することも多くなりました。やはり、有名になっていない漫画本でも、すごい面白いですし、電子書籍ではなく、紙の本で買って読むことで満足感もあります。
ということで、ここ最近(とくに2017年後半)に購入して読んだコミックスの中で、本当は誰にも教えたくないけど(秘密にしておきたいくらい好き)、特別おもしろかった3冊をご紹介します。ちなみに、発売日はかなり昔の本もありますが、現在も購入可能です。
【第3位 「さよーならみなさん」】
西村 ツチカ の さよーならみなさん (ビッグコミックス) http://amzn.to/2BUjYIe
ジャケ買い、と言いますか、Twitterで「これ面白い」と推薦されていたので購入。かわいい絵柄で読みやすく、夢中になっちゃいます。同じ作者の、別のコミックスも読みたい気持ちになります。
絵がメインで、セリフが少なく、読む側の解釈に委ねられているような感じがあり、ストレスなく読み進めることができます。ファンタジーでふわふわした感じですが現実的でもあります。女性なら「あー、わかる」と共感できるシーンも多いです。
【第2位 「枕魚」】
panpanya の 枕魚 http://amzn.to/2zznNga (Amazon)
私はとにかくpanpanya先生が大好きなのですが、緻密な絵柄と不思議な世界感、なのに妙に現実的なお話が、絶妙に刺激をくれます。まったりしていて、悲しくもないし大爆笑もしませんが、「何もない日の楽しい過ごし方」みたいな感じで、安心できる漫画です。
「だれかの日記をこっそり覗き見している」ような感じになれる本です。この本を読んだ直後は、世界の見方がちょっとだけ変わるかもしれません。
【第1位 「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」】
宮崎 夏次系 の 夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない (モーニング KC) http://amzn.to/2BXvFhx (Amazon)
短編集です。正直、今まで知らなくてすいませんでした、と思いました。頭をうしろからガツンと殴られたような衝撃です。絵柄はかわいいですし、すごく読みやすいのですが、毒も含まれている漫画です。そして、この「ガツンと殴られたような感じ」は、現実でもよく起こる現象です。
なので、私の場合「ああ、この感じ、知ってるな」という感覚を覚えました。漫画に現実味は必要ない!楽しく笑える漫画がいい!という人にはおすすめしません。「うわ、すごい、なんだこれ」という衝撃が欲しい人におすすめします。