嫌なことを言われたり、されたりして、我慢しなければいけない場面って結構ありますよね。たとえば、仕事でお客さんから八つ当たりされても、ペコペコと頭を下げなければいけなかったり。「なんで私がこんなこと?」と思う仕事を任されたり。
でも、頑張ってやるしかありません。さて、こんな「我慢をしている女子」は男性から見たら魅力的でしょうか?上手に自己アピールするためには、我慢してますアピールは有効なのでしょうか?
〇1、我慢しない女子は男にとって都合が悪い
はっきり発言する女性っていますよね。日本ではあまりいませんが、欧米圏でははっきり発言する女性が多く、こういう「はっきり発言する女性」は日本では男性から毛嫌いされています。なぜでしょうか。
日本人男性は、女性に「我慢してほしい」のです。黙って言うことを聞いて、何も言わない都合のいい女でいてほしい、と思っています。そして、それこそが「女性の魅力だ」と思っています(とくに年配の男性)。
「私はこう思います」と発言する女性って、コントロールできません。男性の思い通りには動いてくれないんです。でも、もし思い通りコントロールできる人間がいたとしたら、その人のアイデンティティなんか必要ないですから、その人個人の魅力って存在しません。ロボットで代用可能です。
〇2、女としての魅力?いいえ、人としての魅力
魅力とはなんでしょうか。人をひきつける個性、その人の存在感です。みんなそれぞれ魅力があり、同じ魅力の人はいません。魅力ある人が、たまたま男性であったり、女性であったりするだけでなのですが、「魅力」=「性的な価値」と勘違いしている人がいます。
女としての魅力を言い換えると「性的な価値」となるのかもしれません。それは見た目であったり、若さであったり、スタイルだったりするのでしょう。たったそれだけの偏った価値に対して、「自分の魅力」と称してしまうのは悲しいことです。それは、自分を性的な商品として売り叩く行為です。
〇3、都合の悪い女で結構です
仕事をする(お給料をもらう)という意味では、我慢しなければならない場面も多いですが、それ以外の部分(プライベートなことや、頭で考えること)に関しては、自由でなければなりませんし、ときに男性にとって都合の悪い女となることもあるでしょう。
幸せを実感する恋愛をしたいのであれば、「女を思い通りにコントロールしてやる」と考えている男性には近寄らないことです。自由に発言しあえる関係であることが重要です。
つまり、「我慢する女性」を好む男性は確かに多いですが、そのような男性とは恋愛してはいけません。上手い自己アピールすることによって、「女性の意見を尊重する男」か「女をコントロールしたいだけの男」か見分けることができます。是非、プライベートな場所では、自分の思ったことを自由に発言して自己アピールする女になりましょう。