大人の恋愛、というと「いつのまにかそういう関係になってた」みたいな話をよく聞きます。そういうこともあるのでしょうが、恋愛初心者にしてみれば「告白しないで付き合うって、何があったの?」って感じですよね。今回は、恋愛上手な自己アピールとして「告白しないで付き合う」というテクニックについてご紹介します。
〇1、「言わなくても気づいて」は実は危険
この「告白しないで付き合う」「いつのまにかそういう関係になっていた」に関しては、お互いに高度なコミュニケーションスキルがある場合にのみ成立します。そして、お互いに高度なコミュニケーションスキルを持っていない場合は、大きな誤解が生まれます。
たとえば近年多いのが、ストーカーです。加害者に質問すると「付き合ってると思っていた」とか「言葉にはしなくても好きという合図を送られた」「会いたいというサインだと思った」などの誤解が生じた結果がストーカー犯罪になっています。
「言わなくてもわかるでしょ」というアプローチに関しては、発信者と受信者に共通の認識がある場合にのみ成立する暗号であって、もし違う解釈をされた場合、どのような結果になるか予想できません。そのため、私はあまりおすすめしません。
〇2、大人の恋愛=女性には不利?
男性側から「言葉にしないけどわかってよ」という雰囲気を出される場合があります。空気の読める人であれば、その要望に応えることができるでしょう。ただし、男性側の「言わなくてもわかってよ」は、赤ん坊が母親に世話を要求するのと似ています。
男性は「言わなくても、空気で示すことによって都合よく動いてくれる女性」を下に見る傾向があります。つまり、召使いか奴隷のように扱うようになってしまうのです。
「いつのまにか男女の関係になっていた」という場合、結果的に結婚したとしても、女性が大事にされないという事案が起こるのは、「女性が空気を読んで都合のいい女に成り下がってしまったため」です。
〇3、言葉で示すカップルになろう!
恋愛の上で、上手に自己アピールするならば、きちんと言葉でコミュニケーションできる女性でありましょう。「彼氏ができるなら誰でもいい」ではなく「良い彼とお付き合いしたい」でしょうから、良い恋愛をするならば、言葉はとても重要です。
なので、不器用でも「告白して付き合う」「思ったことは言葉で表現し、わからないことは言葉で質問する」関係が良い関係です。
もし、疑問に思ったことを言葉で質問して「なにこいつ、空気読めないの?」みたいな顔をされたら、その男はやめておいたほうがいいです。なぜなら、女を奴隷のように扱いたいだけだからです。