女だって人間です。ところが、男性の中には「そもそも女ってのは男と違う生き物で…」と考えている人もいるようです。そういった男性から見たら、女性なんてドン引きの連続でしょうね。

先日もTwitterで、“電車内で足を広げて座る女性はみっともない”という広告に対して、男性が「そもそも女って足が閉じるような体になってるんでしょ？」ということを言った、みたいなのが流れてきて「おいおい」と思いました。

女性が足を閉じて座るのは、「我慢して足が開かないように固定している努力の賜物」であって、自然と足がとじる仕組みになっているわけではありません！（と声を大にして言いたい）

というわけで、私たちが日頃から“普通にしているつもり”でも、男性がドン引きしている行動は結構あります。今回も、男がドン引きする女の行動についてご紹介します。

【男がドン引きする行動：その２…メガネをかけている】

これはちょっと意外だったのですが、以前私がバイトしているところで、たまたま目の調子が悪くてコンタクトレンズではなくメガネで出勤したことがありました。

その日は「メガネも似合うね」などとお世辞を言われたのですが、そのうち面倒な日はメガネで出勤するようになって、コンタクトとメガネの比率が半々になった頃。

「ねえ、福永さんってなにか勘違いしてない？」と。「え？」と思ったのですが、どうやら店長（男性）曰く、「女性がメガネをかける、という行為は軽装だから失礼だよ」と。なんですと！？

〇女のメガネは許されない！？

メガネって便利ですよね。目元が隠れるし、化粧できなくてもメガネがあればとりあえず大丈夫。オシャレに見えることもあって、コンタクトレンズが面倒になるとメガネを愛用します。

ところが、男性の中には“女のメガネ否定派”が存在していて、たとえばパーティーシーンでは正装することが当たり前ですが、そこにメガネで登場することは「正装じゃない」「かっこわるいこと」「失礼なこと」だという認識です。まるで、スーツの軍団の中にひとりジーパンを履いてきた人、みたいな感じ。

このような認識の人にしてみれば「女というのは綺麗にしていて当たり前」なので、手抜きをしてメガネで職場に来るなんて信じられない！という感じだったようです。でも当時、私はジーンズショップの店員だったので、メガネってカジュアルでいいんじゃない？と思いましたが…。

男がメガネをかけることは許されて、女がメガネをかけると許されない、もしくはブス扱いされる、という事案が結構あって（合コンなどでも）、不公平だなあと思います。

ということで、よかれと思ってメガネをかけたのに、知らぬ間に男がドン引きしているケースというのはあるようなので、メガネもＴＰＯに応じて使い分けないと文句を言われるようです。

（つづく）