体調不良を感じたら薬!と考えてしまいますが、薬というのはあくまで症状を抑えてくれるだけであって、病気をやっつけてくれたり、治してくれるわけではありません。
自分の力を強くして、内側から勝つ!ということに関しては、ハーブティーを利用することによって早く治すことができるかもしれません。今回もおすすめのハーブティーをご紹介します。
【9、風邪・インフルエンザに効く】
風邪やインフルエンザは、「自分で治す病気」とされています。病院で薬を処方されますが、飲んだからといって体調が万全になるわけではありません。
そこで重要なのは、自然治癒力を高めることです。自分の内側から抵抗力を強くして、病原菌に打ち勝つことが大事。予後の体調にも影響します。
〇エキナセア
エキナセアは、北アメリカ原産の多年草の植物で、免疫を活性化させる免疫賦活作用や、抗ウイルス作用、抗感染症作用があり、風邪やインフルエンザなどのあらゆる感染症の予防や治療に効果があるといわれています。
「かかってしまったら諦めるしかない」と思いがちなインフルエンザですが、エキナセア茶を飲んでゆっくり休むことによって、体力の消耗具合に変化があるかもしれません。
また、ちょっとした風邪では風邪薬を飲むことをためらう人もいると思いますが、ハーブティーなら気軽に飲めるので、空気が乾燥している季節は家に常備しておくととても便利です。
〇エルダーフラワー
エルダーフラワーは発汗作用や利尿作用から、昔から風邪薬として利用されてきました。「インフルエンザの特効薬」と呼ばれることも(ただし、インフルエンザウイルスをやっつけてくれるわけではない)。
甘い香りが特徴で、ハーブティーとして美味しく飲めるだけでなく、ジャムなどに入っている場合もあります。(ただし、葉っぱは毒性がある)
風邪のひきはじめや、花粉症にも効果があり、エルダーフラワーティーを冷まして、うがいや、鼻の洗浄をすると効果があります。
また、通販でハーブティーをお探しの方は、「プラスハーブ」(http://www.plus-herb.com/)をおすすめします。ご自分用に、また、ギフトにもどうぞ。(つづく)