「なんとなく調子が悪い」をそのまま放置していませんか? もちろん、病院に行ってみることが大事ですが、なんとなく良くなったり悪くなったり、という微妙なラインのときは、病院に行かずに放置することも度々あります。
そんなとき、もしハーブティーで症状を少し緩和できるとしたら? いつも飲んでいるジュースやコーヒーをハーブティーに変えて、悩みを解消しませんか?
【3、便秘に効く】
生理前後になると便秘になるとか、冷え性やむくみも併発している場合、単に下剤で出すだけでは根本的な治療にはなりません。お腹の不快感もさる事ながら、肌荒れやダイエットの妨げにもなります。
もしハーブティーでほんの少し便秘が改善できるとしたら? 毎日続けて飲んでいると、思わぬ改善が期待できるかもしれません。
〇アンジェリカルート
アンジェリカルートは、シベリアを原産とするセリ科 シシウド属の二年草です。和名は「セイヨウトウキ」と呼ばれています。アロマオイルとしても知られています。
血行促進効果から、冷え性改善の効果が期待できます。ホルモンバランスを整える効果もあることから、PMS(月経前症候群)や更年期障害にも効果あり。まさに女性のためのハーブティー。
胃腸の働きを整える働きがあることから、便秘解消にも効果が期待できます。と言っても、下剤としての効果ではなく、弱まったお腹の働きを手助けしてくれるような感じなので、便秘と軟便を繰り返している人にもおすすめです。
〇カモミール
有名なので聞いたことがある人は多いと思います。ヨーロッパで最も歴史のある民間薬とされ広く親しまれています。和名はカミツレ。
安全で効果的なハーブとして、古くからヨーロッパ、アラビアで利用されてきました。胃腸の調子を整える効果があり、便秘の他に、吐き気や食欲不振、食べ過ぎ、ストレス性の下痢などにも効果があります。
味や香りも飲みやすく、様々なほかのハーブとの相性も良いため、ブレンドする際のメインに置かれていることが多いです。鎮静効果もあることから、精神的に落ち着きたいときにも使えます。
また、仙台市内でハーブティーをお探しの方は、エスパル仙台内「ルピシア」(http://www.lupicia.com/)をおすすめします。ご自分用に、また、ギフトにもどうぞ。(つづく)