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【女性に多い“冬季うつ”】症状を悪化させない生活習慣とは?

すでに「私も冬季うつなのよ~!」という人も、「冬季うつ怖い!なりたくない!」という人もいると思いますが、20代・30代女性に多いとされる冬季うつは、私たちにはとても身近な疾患です。他人事、私は大丈夫…とはいきません。

ただ、もし予防する術や、症状が出てきた場合、これ以上悪化させない方法があればいいなあ、と思います。今回は、冬季うつに効く生活習慣についてご紹介します。

【症状が出たら我慢せず病院へ】

まず、もし症状が出た場合は、正しい治療が必要ですし、早めに処置することで悪化することを防ぐことが出来るので、まずは病院へ行きましょう。

仙台 病院なび(https://byoinnavi.jp/miyagi/sendaishi/q10

【冬季うつに負けない生活習慣】

冬季うつの原因は、脳内のセロトニンが減少することです。そのため、セロトニンを増やす、セロトニンを減らさない生活をすることを目指すのがいいようです。

〇規則正しい生活

基本は“規則正しい生活”です。夜ふかしは厳禁です。朝は、平日でも休日でも、毎日同じ時間に起床しましょう。また、夜間の睡眠の妨げになるので昼寝はしないほうがいいでしょう。

食生活に関しても、できるだけ同じ時間帯に食べる。暴飲暴食は避け、お酒は控えるようにしましょう。冬季うつの場合、食欲が増すことがあり、甘いものが食べたくなる傾向があります。食事全体の彩を鮮やかにすることや、ヘルシーなおかずを品数多く作ることによって、目で見た感覚で満足感をアップさせましょう。

外食が多い人も、できれば自分で作って食べるようにしたり、食べたものを書き記して(インスタにアップしてもいい)チェックしておくことで、食べすぎを予防しましょう。

〇リズム運動

冬季うつの改善や予防に、リズム運動が良いとされています。リズムよく散歩したり、その場で足踏みや、踏み台昇降などもおすすめです。また、お気に入りのダンスなどがあれば、音楽に合わせてダンス練習するのもいいでしょう。激しい運動である必要はなく、疲れたら休憩するようにしましょう。

また、「咀嚼」(食べ物を噛むこと)もリズム運動として良いようで、暇なときにガムを噛んだり、おやつとしてスルメを噛むなどもおすすめです。食事のときも、しっかり咀嚼しましょう。

〇親しい人との交流を楽しんで

職場や自宅などで孤独に過ごすことが多い人は、セロトニンが不足する傾向があるそうです。親しい人、またはペットなどとのコミュニケーションは、セロトニンを増やす効果があります。

職場や自宅で楽しく人と交流する、ペットとのふれあいを楽しむ、ということが冬季うつには有効なようです。寒い時期はとくに、親しい友人に連絡を取って鍋パーティーをしたり、できるだけ人との交流を楽しむ時間を設けましょう。

この記事を書いた人
福永知世
1983年青森市生まれ、宮城学院女子大卒。福永緑丸名義で共著『怪談実話コンテスト傑作選 痕跡』(メディアファク トリーMF文庫)がある。http://milkgraph.web.fc2.com/
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